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アウディ・A3

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年10月28日 (日) 07:09。)

A3は、ドイツの自動車会社アウディが製造・販売する小型乗用車である。

製作には、アウディの親会社であるフォルクスワーゲンの小型乗用車・ゴルフなどと共通のプラットフォームフォルクスワーゲンA)が用いられている。

目次

歴史

初代(1996年-2003年)

初代A3・3ドア(欧州仕様)
初代A3・3ドア(欧州仕様)

「小さな高級車」のコンセプトで、1996年に発売された。デビュー当時はアウディのエントリーモデル。ゴルフIV(1997年-)のベースともなる関係もあり、エンジン縦置きFFというアウディ独自のスタイルではなく、より一般的な横置きFFとなっている。ガソリンエンジンのうち、5バルブシステムを採用した1.8L直4DOHCには、ターボモデルも設定された。

日本での販売

日本では、1997年初頭に発売された。初期には自然吸気の3ドアハッチバックボディとFF+4速ATという仕様であったが、1998年にはFFのターボモデル、さらに1999年には4WDであるquattro(クワトロシステム)・5速MT仕様が加わり、自然吸気モデルには5ドアボディが与えられた。2000年にはクワトロシステムが廃止され自然吸気のFFの5ドアのみになると同時にマイナーチェンジが施され、インテリア、ヘッドライトとテールライトを中心とした外装の大幅な変更がなされた。2001年にはFFのターボモデルである1.8Tが導入され、1.8Tのみ5速ティプトロニック(マニュアルモード付AT)が採用された。高性能バージョンのS3は2001年モデルが210ps、2002年モデルが225psという最高出力である。左ハンドル車が存在するのは1998年のquattroとS3のみである。

2代目(2003年-)

2代目A3・5ドア(欧州仕様)
2代目A3・5ドア(欧州仕様)

3ドアモデル

2003年に発売。基本的なメカニズム、シャーシエンジンなどは先代同様、ゴルフV(2003年-)と共有。フロントグリルは、当時のアウディが採用していた「ダブルグリル」の形状であった。前後のフェンダーラインをつなぐ凹んだラインは、シングルフレームグリルの5ドアのスポーツバックに備えるのと、3ドアモデル自身もフェイスリストでシングルフレームグリルをはめ込めるようになっていた。ガソリンエンジンのひとつにはFSIと名づけられた2L直噴の直4DOHCがあり、6速ATの設定もある。最上級グレードとして3.2LのV6DOHCを積む3.2quattroが用意され、quattroと2ペダルミッションDSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)が組み合わされている。DSGはMTベースのクラッチペダルレストランスミッションだがツインクラッチ(例えば、1速に入っているのなら2速がスタンバイしている)を採用。従来の2ペダルMTよりもスムーズなシフトアップ&ダウンが可能であるとされる。

日本での販売(3ドアモデル)

途中で1.6L直4エンジンと6速ティプトロニックを組み合わせたAttractionが追加された。2005年8月、グリルが「シングルフレームグリル」に変更され、1.6LのAttractionと2.0 FSI Sportは消滅し、3.2 quattroに「S-lineパッケージ」オプションが用意されるなどとなった。日本で販売されるグレードは次の通り。

  • 直4 1.6L FWD 6AT
    • A3 Attraction
  • 直4 2.0L FWD 6AT
    • A3 2.0 FSI
    • A3 2.0 FSI Sport
  • V6 3.2L 4WD(quattro) DSG
    • A3 3.2 quattro

5ドアモデル(スポーツバック)

ボディスタイルは当初3ドアハッチバックのみだったが、2004年に5ドアのスポーツバックを追加設定。3ドアモデルの全長を70mm拡大した5ドアハッチバックモデルである。ホイールベースは3ドアモデルと共通。全長の拡大は、ラゲッジスペースの拡大分である。名称が「スポーツバック」なのはこれまでのハッチバックでもワゴン(Avant)でもない新感覚のスポーツユーティリティカーだからだという。ラゲージスペースは370L(クワトロは302L)で、分割可倒式の後席を倒せば1120L(クワトロは1052L)の容積となる。

日本での販売(5ドアモデル)

グレードは3ドアモデル同様の直噴2L直4の2.0FSI+ティプトロニック付き6AT+FFと、3.2LのV6+6速DSG+クワトロに加えて新開発の直噴ターボを積む2.0TFSI+6速DSG+FFが新設定された。当初、スポーツバックには3ドアモデルには存在する1.6LモデルのAttractionの設定は無かったが、2005年8月のラインナップ変更により、Attractionが追加されることとなった。それと同時に、全グレードに「オープンスカイルーフ」がオプションとして加わり、2.0FSIと3.2quattroには「S-lineパッケージ」オプションが用意された。

  • 直4 2.0L FWD 6AT
    • A3 Sportback 2.0 FSI
  • 直4ターボ 2.0L FWD DSG
    • A3 Sportback 2.0 TFSI
  • V6 3.2L 4WD(quattro) DSG
    • A3 Sportback 3.2 quattro

その他

アウディは、四輪駆動にしやすいからという理由でFWD車の車種でもエンジンを縦置きで積むという相場になっていたため、A3はアウディ初の横置きエンジンを搭載した車種と思われがちだが、1974年に登場した50という車種で横置きに搭載されている。ちなみにこの50は翌年にデビューするフォルクスワーゲン・ポロ姉妹車でゴルフより一回り小さい。又、この50は初代ポロ同様、日本には輸入されていない。尚、横置きエンジンでもquattroシステムは搭載可能。A3を横置きエンジンにした理由はゴルフと共有箇所が多いのと、縦置きにするとノーズが短いためにトランスミッションがあるスペースにまで食い込んでしまうからである。

関連項目

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外部リンク

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