PocketPetとは?

アニメーション

について

ウィキペディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月13日 (火) 18:46。)
Disambiguation 表現形式としてのアニメーションについてはアニメをご覧ください。

アニメーション(: animation)は動画(どうが)とも呼ばれ、コマ撮りなどによって、複数の静止画像により動きを作る技術。

目次

語源

animation(アニメーション)は、ラテン語霊魂を意味するanima(アニマ)から来ており、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味する。

アニメーションの訳語

日本では明治期の末に海外から短編アニメーションが輸入、上映され、凸坊新画帖と題されて公開された。この凸坊新画帖が最初のアニメーションの訳語ともみなされる。そしてアニメの主流であるセルアニメーションは、映画の場合は漫画映画テレビの場合はテレビ漫画と呼ばれたが、今日ではアニメという略称が一般的に用いられている。尚、動画アニメーター政岡憲三による提唱。さらに遡ると、線画漫画繰画という呼称があったという。

日本で初めてアニメーションの量産体制を確立した東映動画が、1970年代から1980年代にかけて「東映まんがまつり」と冠をつけて、アニメーション作品を何本か立てで公開する興行を行なった。今日でも1960年以前に生まれた人の多くは、アニメ(テレビアニメアニメ映画)の事を『漫画映画』の略として『漫画』と呼ぶ者が多いが(前述の「東映まんがまつり」や、テレビアニメ番組「まんが日本昔ばなし」など、タイトルに「まんが」が使われていたものがある)、2006年現在では「マンガ」というと、印刷物としてのマンガ作品(漫画や劇画)を意味する場合が多いので適切ではない。なお、日本国外では、「マンガ」と言えば、日本の漫画を指す。

1990年代に入って、日本で発達した主に漫画原作のセルアニメーションものを特に指して、"anime"、ないし「ジャパニメーション」と日本国外では呼ばれるようになっている。これらの語についてはアニメの項を参照されたい。

技法によるアニメーションの種類

絵の動かし方による分類

詳細はそれぞれの項目を参照のこと。

素材による分類

立体物を用いるアニメーション

人形など立体物を少しずつ動かしながらコマ撮りする。粘土を素材に用いるクレイアニメ。実写で人間をコマ撮りするピクシレーションなど。詳しくは、ストップモーション・アニメーションの項目を参照のこと。

平面素材のアニメーション

  1. 動かない背景画の上に、セル画と呼ばれる透明なフィルムシート上に部分的な描写を変化させて動きを描いた絵を重ねて撮影するセルアニメーション。動かない部分を描く必要はなく、分業化が容易なため、商業アニメーションで多く使われる。セル画と呼ばれるのは、かつては実際にセルロイドを用いたため。1990年代以降、原画として紙上に描かれた絵をスキャナーに取り込んで、彩色と背景画の合成の過程をコンピュータ上で行うことが殆どである。セル画の項目も参照。
  2. 切り絵を用いた切り絵アニメーション。切り紙アニメーションともいう。影絵アニメーションはバリエーションの一つ。キャラクターの絵を切り抜いて、背景画の上に置いてコマ撮りする。動きに応じてキャラクターごと絵を一つ一つ描く場合と、キャラクターの絵をあらかじめ関節など各パーツに分けて動かしながらコマ撮りする場合がある。セルアニメーションが開発される以前は盛んに用いられ、日本では1923年前後から使われ始めた。当初、セル画は高価だったため、アメリカが既にセルアニメーションに移行していた1930年代半ばにかけても、日本では安価な切り絵アニメーションが手法の主流であり、その技術が高度に発達した。セルアニメーションが普及した後もユーリ・ノルシュテインルネ・ラルーなど幾人かの作家によりこの技法が用いられている。
  3. 紙に描くペーパーアニメーション。重ね合わせが使えないため、動かない背景やキャラクターまで全て一枚ずつ描く必要がある。アニメーションの歴史では最初期に使われたが、分業が困難なため、多人数による量産に向かず、商業的にはセルアニメーションに取って代わられる。画材を自由に選べる利点から、アート性の強いアニメーション作家の作品に使われたり、紙と画材さえあればいいという敷居の低さから、個人制作のアマチュアアニメで使われた技法である。
  4. 数万本の針に照明を当て、その影の明暗で作られた白黒の絵をコマ撮りしていくピンスクリーン。ピンボードとも言う。特殊な技法で、アレクサンドル・アレクセイエフやジャック・ドゥルーアンなど使う作家は限られている。
  5. その他にも油絵黒板にチョークで描いた絵、岩に描いた絵などをコマ撮りするなどの様々な手法がある。

半立体物によるアニメーション

  1. 平面に貼り付けた粘土をコマ撮りしていく粘土アニメーション。
  2. その他に、砂絵や毛糸を置いて作った絵をコマ撮りするなど、様々な技法が存在する。

カメラを用いないアニメーション

  1. 投射フィルムに直接絵を描くカメラレス・アニメーション。そのうち、現像済みの真っ黒のフィルムを引っかいて絵を描くものはシネカリグラフ、透明なフィルムに直接絵を描くものをフィルム・ペインティングという。
  2. CG(コンピュータ・グラフィクス)により、撮影のプロセスを経ることなく、各コマの静止画像を順番に作成して、一連の動画に仕上げるCGアニメーションの手法もある。下記のサンプル画像も、パソコン上で作成したCGアニメーションと云える。

アニメーションの仕組み

1秒間に10コマ動く動画
図1 1秒間に10コマ動く動画
1秒間に2コマ動く動画
図2 1秒間に2コマ動く動画
コマ表示
図3 上の図2で示されたアニメーションはこれらの6コマで構成される。

関連項目

ウィキペディアでの『アニメーション』の改訂履歴
Text is available under GNU Free Documentation License

今日の旬ワード

1. AKB48
5. 遊助
9. mixi
10. Cocco