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サンダーバーズ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月11日 (日) 19:24。)
ニューヨーク上空で、展示飛行を行うサンダーバーズ
ニューヨーク上空で、展示飛行を行うサンダーバーズ
サンダーバーズの紋章
サンダーバーズの紋章

サンダーバーズ(Thunderbirds)は、アメリカ合衆国空軍に所属するアクロバット(エアロバティック/曲技飛行)チームで、正式な部隊名は3600th Air Demonstration Team

アメリカ空軍の非公式な曲技飛行チームであったスカイブレーサーズ(Skyblazers)を発展解消させたものとして1953年6月1日、発足。現在の本拠地はネリスアメリカ合衆国ネバダ州)。運用中の航空機はF-16、白、青、赤のトリコロールカラーと機体下部に描かれたフェニックスのペイントが特徴的で、アメリカンスタイルと呼ばれる6機編隊でのアクロバット飛行を行う。

昔から、アメリカ海軍のアクロバット飛行チームブルーエンジェルスとライバル関係にあり、共に世界でも高レベルのアクロバット飛行能力を誇る。

近年ではF-16を使用して、ぎりぎりまで2機間の機体を近づけて飛行する、というものが多く披露されている。飛行中の両機間の距離は世界最短となり、ネバダ州で披露したこの飛行はギネスブックにも登録されている。

目次

歴史

  • 1953年6月1日 アリゾナ州ルーク空軍基地で新規結成
  • 同年 6月8日 空軍関係者を対象としたデモンストレーションを行う
  • 同年 7月19日 初の一般公開デモ
  • 1954年1月から2月 初の海外ツアー(南米)
  • 1956年ホームベースをネリス空軍基地に移転
  • 1957年 南米・カナダツアー
  • 1959年11月から12月 初の極東ツアー、このツアーに限り、板付基地に海外展開していたF-100Dの塗装を変更して使用。
  • 1961年4月 初の墜落事故。パイロットは殉職。
  • 1963年 初のヨーロッパ・北アフリカツアー
  • 1964年5月 初のデモ中の事故、パイロットは殉職。この事故の数日後別の部隊でも墜落事故が発生し、F-105B全機が飛行停止。 F-100Dを再度投入
  • 1969年 機材をF-4E に変更し、塗装が従来のメタル・青・赤から白・青・赤に変更される。これはF-4Eの外板が数種類の金属を使用しており、部分毎に色調が異なるのを隠す為。
  • 1974年第一次オイルショックの影響でT-38Aに機種転換。
  • 1982年ネリス空軍基地の西側にある訓練空域において事故。フォーメーションの4機とメンバー4名を喪い、チーム解散説が流れる。
  • 1983年『72時間以内に実戦投入できる状態に出来る』と言う条件付きでF-16Aに機種転換
  • 1992年F-16C(ブロック32)に機種転換
  • 1994年8月10日アメリカ空軍三沢基地でフライトディスプレイを実施、日本で一般公開のフライトディスプレイは35年ぶり。またこの時に初めてブルーインパルスと競演した。
  • 1997年 ネリス空軍基地で執り行われたアメリカ空軍50周年記念エアショウ(ゴールデンエアタトゥ)でブルーインパルスと二度目の競演、なおブルーインパルスにとっては、初めての海外展示飛行だった。

近年の主なイベント参加とアクシデント

2003年9月14日の墜落事故で、F-16から脱出するパイロット
2003年9月14日の墜落事故で、F-16から脱出するパイロット
F84F時代のサンダーバーズによる編隊飛行
F84F時代のサンダーバーズによる編隊飛行

歴代使用機の経緯

初期からジェット戦闘機を使用して各地のショーを回っていた。初代の使用機はF-84であった。

サンダーバーズは1964年に1年間だけ、F-105 サンダーチーフを使用したことがあった。しかし、F-105の巨大な機体、高い翼面荷重はアクロバット飛行には不向きであった。また、1964年5月に事故を起こしたことから、再びF-100を使用機に戻した経緯がある。

F-100に次いで使用された機種はF-4 ファントムであった。しかし、F-4も機体が大きすぎてアクロバット飛行には不向きであった。こうしたことから、F-4もわずか4年間の使用でT-38に代わった。T-38はアメリカのアクロバット飛行チーム初の練習機(それまでは実戦機であった)となった。T-38はそれまで以上の機動力を見せつけた。

しかし、1982年1月に、T-38は一度に4機が墜落するという前代未聞の大事故を起こした。そうしたことから、T-38は使用打ち切りとなり、サンダーバーズ自体も活動停止の危機に陥った。しかし、1年後の1983年になんとか復帰し、機種はF-16 ファイティング・ファルコンに代わった。現在でもF-16は使用され続け、サンダーバーズの歴代使用機の中でも長老機となっている。F-16は今後もしばらくの間、サンダーバーズの使用機として活躍することになる。

歴代使用機

関連項目

外部リンク

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