| (国旗) | 拡大 |
| 公用語 | スペイン語 |
|---|---|
| 首都 | マドリード |
| 最大の都市 | マドリード |
| 国王 | フアン・カルロス1世 |
| 首相 | ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ |
| 面積 - 総計 - 水面積率 |
世界第50位 504,782km 1.0% |
| 人口 - 総計(2004年) - 人口密度 |
世界第29位 43,197,684人 85人/km |
| GDP(自国通貨表示) - 合計(2005年) |
8,525億万ユーロユーロ(EUR, ) ※スペインのユーロ硬貨 |
| GDP(MER) - 合計(2005年) |
世界第8位 1兆1,203億ドル |
| GDP(PPP) - 合計(2005年) - 1人当り |
世界第21位 1兆263億4000万ドル 24,803ドル |
| 統一 | 1714年 |
| 通貨 | ユーロ(EUR, ) ※スペインのユーロ硬貨(EUR) |
| 時間帯 | UTC +1 (DST: +2) |
| ccTLD | ES |
| 国際電話番号 | 34 |
ポルトガル、イギリス領ジブラルタル、フランス、モロッコ(飛び地となっているセウタ、メリリャにおいて)、アンドラと接している。本土以外に、大西洋のカナリア諸島や、北アフリカにセウタとメリリャの2つの飛び地や、アルボラン海にあるアルボラン島を領有している。
目次 |
正式名称はスペイン語で、España(エスパーニャ)。日本語の表記はスペイン、これは英語のSpainに基づく。漢字で西班牙と表記し、西と略す。ただし、江戸時代以前の日本においては、よりスペイン語の発音に近いイスパニアという呼称が用いられていた。
スペインは、国王を元首とする王国であるが、1978年憲法でそれまでの国名スペイン王国(スペイン語ではReino de España(レイノ・デ・エスパーニャ))を改称した。これは、君主制は維持するものの、その位置づけは象徴的な存在に変わり、国を動かすのは国民によって選ばれた議会が中心になることを明確化するためにとられた措置であった。特に国であることを示す際はスペイン国(Estado Español(エスタド・エスパニョル))と呼称する。しかし王国であることに違いはないため、慣例的に「スペイン王国」と呼ばれることもある。
詳細は、スペインの歴史参照。歴代君主の一覧は、スペイン君主一覧を参照。
政体は立憲君主制(議会君主制)。国王は国民統合の象徴と規定されている。かつてはフランコによる独裁政権だったが、現在は民主化されている。議会(Cortes Generales)は2つあり、下院(Congreso de los Diputados)は定数350議席で4年ごとの直接選挙で選ばれ、上院(Senado)は定数259議席で208議席が選挙によって選ばれ、残り51議席が地方自治体の代表で構成される。現在の与党はスペイン社会労働党(Partido Socialista Obrero Español, PSOE)で、国民党(Partido Popular, PP)と共に2大政党制を構成する。その他の政党には、カタルーニャやバスクの地域政党が存在する。
詳細はスペインの地方行政区画およびスペインの県を参照。
スペインは、17の自治州から構成される。また、各州は50の県に分かれる。
また、アフリカ沿岸にも5つの領土がある。セウタとメリリャの諸都市は、都市と地域の中間的な規模の自治権を付与された都市として統治されている。チャファリナス島、ペニョン・デ・アルフチェマス島、ぺニョン・デ・ベレス・デ・ラ・ゴメラ島は、スペインが直轄統治している。
スペイン本土は高原や山地(ピレネー山脈やシエラ・ネバダ山脈)に覆われている。高地からはいくつかの主要な河川(タホ川、エブロ川、ドゥエロ川、グアディアナ川、グアダルキビール川)が流れている。沖積平野は沿岸部に見られ、最大のものはアンダルシア州のグアダルキビール川の平野である。東部の海岸にも中規模な河川(セグラ川、フカール川、トゥリア川)による平野が見られる。
南部と東部は地中海に面し、バレアレス諸島が東部の海岸沖にある。北と西は大西洋に面し、北部で面している海域はカンタブリア海(ビスケー湾)と呼ばれる。カナリア諸島はアフリカ大陸の大西洋沖にある。
スペインが接する国境の長さは、アンドラ63.7km、フランス623km、ジブラルタル1.2km、ポルトガル1,214km、モロッコ6.3kmである。
人口の多い上位10都市は次のとおり(2006年1月、スペイン統計局の2007年1月発表のデータによる)。
このほかに、歴史上有名な都市には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、バリャドリッド、ブルゴス、コルドバ、グラナダがある。
1960年代以来、「スペインの年」と一部では呼ばれていた1992年頃までの高度成長期が過ぎ去り、低迷していたが、ヨーロッパの経済的な統合と、通貨のユーロへの切替えとともに経済的な発展が急速に進んでいる(2003年現在)。市場為替レートベースのGDPは世界8位で カナダやロシアを超えるがサミットには参加していない。企業は自動車会社のセアトやペガソ、通信関連企業のテレフォニカ、アパレルのZARA(ザラ)が有名。
スペインの鉱業資源は種類に富む。著名なすべての鉱物が存在するとも言われる。しかしながら、鉱業の歴史が長く、21世紀に至ると採掘量は減少してきた。
有機鉱物資源では、世界シェアの1.4%(2003年時点)を占める亜炭(1228万トン)が有力。品質の高い石炭(975万トン)、原油(32万トン)、天然ガス(22千兆ジュール)も採掘されている。主な炭鉱はアストリアスとレオンにある。石炭の埋蔵量は5億トンであり、スペインで最も有力な鉱物である。
金属鉱物資源では、世界第4位(シェア9.8%)の水銀(150トン)のほか、世界シェア2.1%のマグネシウム鉱(2.1万トン)の産出が目立つ。そのほか、金、銀、亜鉛、銅、鉛、わずかながらスズも対象となっている。鉱山はプレート境界に近い南部地中海岸のシエラネバダ山脈とシエラモリナ山脈に集中している。水銀はシエラモリナ山脈が伸びるカスティーリャ地方のシウダー・レアル県に分布する。アルマデン鉱山は2300年以上に渡って、スペインの水銀を支えてきた。鉄は北部バスク地方に分布する。ビルバオが著名。しかしながらスペイン全体の埋蔵量は600万トンを下回り、枯渇が近い。
その他の鉱物資源では、世界第10位(世界シェア1.5%)のカリ塩、世界シェア1.1%のイオウ、同1.5%の塩を産出する。
ラテン系、ゴート族、アラブ人、ジプシーなどの混血により現在のスペイン民族が形成された。
スペイン語(カスティーリャ語とも呼ばれる)が全国の公用語で、その他カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語が地方公用語になっている。バスク語以外は全てラテン語に由来している、また、中南米等で話されているスペイン語は、1492年以降スペイン人征服者や入植者が持ち込んだものがその起源。中南米で話されるスペイン語とは若干の違いがあるが、当然相互に意思疎通は問題なく可能である。ローマ帝国の支配以前は、ケルト系の言語を話しており、ケルト系の遺跡が散在する。現在はケルト系の言葉はすたれている。
北スペインのフランス寄りに、バスク語を話すバスク人が暮らしている。バスク民族の文化や言葉は、他のヨーロッパと共通することがほとんどなく、どこからバスク人がやって来たのかが不思議とされる。このことが、バスク人がスペインからの独立を望む原因となっている。地域の学校ではバスク語が教えられているが、スペイン語との共通点はほとんどなく、学ぶのが困難とされている。
カトリックが94%である。イベリア半島では近代に入って多様な宗教の公認とともに、隠れて暮らしていたユダヤ教徒が信仰を取り戻し始めている。戦争時など様々な折にスペインに「帰還」し、祖国のために闘ったセファルディムもいた。残りは、イスラム教徒など。
なお、国民の大多数がカトリック教徒であるにも関わらず、近年ではローマ教皇庁が反対している避妊具の使用や同性婚を解禁するなど社会的には政教分離の思想が進んでいる点も特徴である。
詳細はスペインの教育を参照
情熱的で明るい、気さくなスペイン人という印象が強いが、これは南スペインの人々で、北側の人々は違った性格が強い。 数百年の歴史を持つ闘牛は世界中に知られている。南部のアンダルシア地方のジプシー系の人々から発祥したとされるフラメンコという踊りと歌でも有名である。
詳細はスペインのスポーツを参照
サッカーが最も盛ん。スペイン代表はFIFAワールドカップに11回の出場を果たしている。98年のフランス大会予選のときに「無敵艦隊」と呼ばれ、以後そのように呼ばれる事もしばしばある。しかし今までの最高成績は4位であり、決勝に進出したことはない。一方欧州選手権では優勝の経験を有している。また、リーガ・エスパニョーラでのレアル・マドリード対FCバルセロナのカードはエル・クラシコと呼ばれ、スペイン国内では視聴率50%を記録、全世界で約三億人が生放送で視聴するとも言われる。
加えて、近年はモータースポーツも人気を博しておりサッカーに次ぐ盛況ぶりである。ロードレース世界選手権(MotoGP)の視聴率は40%を超えることもしばしば。フォーミュラ1(F1)ではフェルナンド・アロンソがF1史上最年少世界王者に輝き、スペインのスポーツ選手人気ランキングでサッカー選手のラウル・ゴンサレス(レアル・マドリード)を押さえ1位になるなど、その人気は過熱している。
その他、自転車ロードレースも非常に盛んで、ミゲル・インデュラインやカルロス・サストレ、オスカル・ペレイロといった名選手を数多く輩出している。ブエルタ・ア・エスパーニャはツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアと並び、世界三大ロードレースと呼ばれる。
さらに、バスケットボールもナショナルチームが2006年に世界選手権を制覇し注目を集めている。 近年ではシンクロナイズドスイミングにおいて独特の表現力で世界的に注目を集めている。
スペインでは日本と異なる時間帯に食事を摂り、一日に5回食事をすることで有名。
スペイン国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が34件、自然遺産が2件、複合遺産が1件ある。さらにフランスとにまたがって1件の複合遺産が登録されている。詳細は、スペインの世界遺産を参照。
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 西ヨーロッパ: | アイルランド | アンドラ | イギリス | オランダ | フランス | ベルギー | リヒテンシュタイン | ルクセンブルク |
|---|---|
| 東ヨーロッパ: | アルバニア | ウクライナ | クロアチア | スロベニア | セルビア | ブルガリア | ベラルーシ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | マケドニア | モルドバ | モンテネグロ | ルーマニア | ロシア |
| 中央ヨーロッパ: | オーストリア | スイス | スロバキア | チェコ | ポーランド | ドイツ | ハンガリー |
| 南ヨーロッパ: | イタリア | ギリシャ | サンマリノ | スペイン | バチカン | ポルトガル | マルタ | モナコ |
| 北ヨーロッパ: | アイスランド | スウェーデン | デンマーク | ノルウェー | フィンランド |
| バルト三国: | エストニア | ラトビア | リトアニア |
| 非承認: | 沿ドニエストル |
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