一般的には投手の投げた腕の逆方向へ曲がる(滑ると表現される)ボールであるが、それ以外の変化を持つスライダーも存在する。
また、差はあれど確実に重力加速度による若干の縦変化も伴う。
開発者については諸説ある。多くの書物ではメジャーリーグのボブ・フェラーが1940年代に完成させたとしているが、1930年代にジョージ・ウールが投げていたという説や、1910年代にチーフ・ベンダーが投げていた「ニッケルカーブ」がその原型という説などがある。日本のプロ野球で最初に投げたのは藤本英雄。
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スライダーの投げ方には色々な方法がある。例を挙げると、
などである。
リリースはチョップをするようにする、中指からボールを切るように投げるなどがある。総じて「球を切るように投げる」と表現されることが多い。
回転は、バックスピンの回転軸が時計回りに-x度傾いた物から、+x度傾いた物と、ジャイロ回転の成分を有した二種類のスライダーが確認されている。
投球フォームによっても変化が変わることがある。特にスリークォーターやサイドスローから投じる際には、元々の球筋に横変化が加わるためとんでもない変化球となることもある。
オーバースローの選手ではダルビッシュ有(日本ハム)、新垣渚(ソフトバンク)、西口文也(西武)らが有名。
サイドスロー・スリークォーターの選手では林昌樹(広島)、石井弘寿(ヤクルト)、ジェフ・ウィリアムス(阪神)らが有名。
スライダーの中でも、こと高速で変化する球種は高速スライダーと呼び区別する場合もある。
伊藤智仁(元ヤクルト)、岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)のものが有名。
スライダーには真下に落ちる物もある。投法はスライダーの握りからジャイロリリースで投げる。
大塚晶則(テキサス・レンジャーズ)のものが有名。
スライダーだが、よりストレートに近い。スライダーほどは曲がらないが、スライダーよりも速い。カット・ファスト・ボールに近い。
スライダーだが、よりカーブに近い。スライダーよりよく曲がるが、カーブよりは速い。カーブとスライダーの中間の変化。
コナミが販売している野球ゲームソフト「実況パワフルプロ野球」内では、スライダーは真横に曲がっている。前述の通りこれは厳密には正しくない。(ゲーム中ではシュートも真横に変化している。)これは打撃の際はどうしても二次元的になるための処置(ゲームバランスの調整のため)だと思われる。
また同ゲーム内ではVスライダー(vertical=垂直の頭文字)、Sスライダー、Hスライダー(High speedの頭文字)というものがあるが、Vスライダーは縦変化でまさしく縦スライダーであり、Sスライダーは斜め(横変化で少し落ちる)変化でこちらは現実のスライダーの変化に近い。が、野球中継のスロー映像で高さがあっているのにバットが届かず空振りする映像があるため、落差を減らすことは可能と思われる。