| 種類 | AG |
|---|---|
| 市場情報 | |
| 本社所在地 | バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト |
| 設立 | 1998年 |
| 業種 | 製造業 |
| 事業内容 | 乗用車の製造・販売等 |
| 代表者 | 社長Dieter Zetsche(ディーター・ツェッチェ) |
| 売上高 | 1,516億ユーロ |
| 従業員数 | 360,385名(2007年現在) |
| 外部リンク | http://www.daimler.com/ |
Daimler AG(ダイムラー・アーゲー)は、乗用車及び商用車の世界的メーカーである。2006年の生産台数は204万台で世界13位。トラックの販売では世界最王手である。
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アメリカ合衆国の自動車会社クライスラーとの関係解消(後述)に伴い、2007年10月4日(現地時間)に旧社名である“DaimlerChrysler AG(ダイムラー・クライスラー・アーゲー)”から現社名に変更した。
同社の乗用車は、メルセデス・ベンツ、スマート、マイバッハ、フレイトライナー、その他のブランドで販売されている。また、子会社として三菱ふそうトラック・バスなどを所有している。
2000年には航空宇宙産業部門のダイムラー・クライスラー・エアロスペース(DASA)は分離、合併しEADSとなった。日本の三菱自動車工業と韓国の現代自動車とも提携していたが、巨額の損失による対アジア計画の見直しにより、2004年に現代自動車との提携を解消、2005年11月には、不祥事が次々に発覚し会社存続の危機に陥った三菱自動車工業との資本提携も解消した。2003年に三菱自動車工業から分離・独立した三菱ふそうトラック・バスとは資本提携を継続させ、後に連結子会社とした。
詳細はダイムラー・ベンツを参照
1883年ドイツ人技術者のカール・ベンツがベンツ社(Benz & Cie)を創立、1900年にはドイツ人技術者のゴットリープ・ダイムラー、ヴィルヘルム・マイバッハらによりダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト社(Daimler Motoren Gesellschaft, DMG)が設立された。1926年両社は合併しダイムラー・ベンツ(Daimler-Benz AG)となる。同社は「メルセデス・ベンツ」ブランドの自動車や、戦車・船舶・航空機エンジンなどのメーカーとして発展をとげた。
1998年、当時のダイムラーベンツ会長であるユルゲン・シュレンプの主導により、ドイツのダイムラーベンツ・アーゲーとアメリカ合衆国のクライスラー・コーポレーションの事業結合契約に基づきダイムラー・クライスラーが誕生した。乗用車で6大グループの一角で、グループ総合での世界販売実績第6位、商用車においては世界最大のメーカーであった。2007年のクライスラー部門売却まで、アメリカ・ミシガン州オーバーンヒルズとドイツ南部のシュトゥットガルトに本社を置いていた(登記上の本社はシュトゥットガルト)。
一部車種では部品共用が行われ、一例としてクライスラー・300にはメルセデス・ベンツ Eクラスのコンポーネンツが用いられた。
ダイムラー・ベンツとクライスラーの経営方針や技術思想にあまりにも違いがあったため、協業開始時から「ドイツとアメリカが手を組める筈が無い」などと陰口も叩かれており、互いに相手との違いを尊重しあう両社の姿勢が協業を継続させる鍵と見られていた。結局、両部門が揃って好業績をあげたのは初年度だけで、クライスラー部門の北米不振はついに解消されず、2007年5月14日、ダイムラー・クライスラーはクライスラー部門を米投資会社サーベラスへ売却することを発表、同年8月3日、ダイムラー・クライスラーは、クライスラー部門の資産管理を行う持株会社「クライスラー(Chrysler LLC)」を設立し、その株式の80.1%を55億ユーロでサーベラスに売却、かつては「世紀の合併」といわれたダイムラーとクライスラーの協業体制は約9年で解消されることとなった。イギリスのBBCは、「不幸な結婚は終了することになった」と報じた。同年10月4日の株主総会によって、社名をダイムラー・クライスラーから現社名に変更した。なお、協業解消後もダイムラーからクライスラーへの出資(所有比率19.9%)、および業務上の提携関係は継続する。
2007年のクライスラー部門パージの際、ダイムラー・クライスラーはかつての社名である“ダイムラーベンツ”では無く“ダイムラー”と改名した。同時に高級車部門は“メルセデス・ベンツ・カーズ”、バン部門は“メルセデス・ベンツ・バンズ”、系列企業であるダイムラークライスラー銀行は“メルセデス・ベンツ銀行”に改名され、ベンツの名前を尊重する意思は示しているものの、投資家やベンツファンからは歴史と伝統のある“ベンツ”を社名から除いた事への不満も多い。
完全子会社であるダイムラー・クライスラー日本ホールディングス株式会社及びダイムラー・クライスラー日本株式会社(社長ハンス・テンペル)は、東京都港区六本木に所在し、略称としてDCJを用いていた。
輸入・販売していたブランドは、AMGを含むメルセデス・ベンツ、マイバッハ、スマート、クライスラー、ダッジ、ジープのみであり、それぞれの販売車には、専用のステッカーが貼られていた。スマートのリアウインドに灰色をバックに「DaimlerChrysler Japan」と書かれたステッカーが貼られていた。過去にダッジブランドのバイパーを輸入していたが、現在は輸入していない。
2007年11月1日に会社分割により、ダイムラー・クライスラー日本ホールディングスはダイムラー日本株式会社へ、メルセデスブランドを取り扱うダイムラー・クライスラー日本はメルセデス・ベンツ日本株式会社(クライスラージャパンセールスとの合併前の旧社名が9年ぶりに復活した、いずれも社長及び所在地はDCJと変更なし)に社名変更した。またクライスラー・ダッジ・ジープブランドについては、メルセデス・ベンツ日本の子会社として、新たにクライスラー日本株式会社(社長クリストファー・エリス 所在地は東京都港区台場)として設立された。