ホンダ・ストリーム (STREAM) とは、
- 本田技研工業が製造・販売している普通乗用車。→乗用車を参照
- 本田技研工業が以前に製造・販売していた三輪式の50ccスクーター。→三輪スクーターを参照
乗用車
概要
ストリームは、本田技研工業が製造しているミニバン型乗用車である。
シビックのプラットフォームを用いて開発された5ナンバーサイズ、3列シート7人乗りのミニバンであるが、ミニバンらしくないスポーティさをウリにしており、シビックとともに2000-2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
スライドドアは採用せず、後席ドアも前席ドアと同じ前ヒンジドアで、同社で生産されている兄貴分のオデッセイを小型化したようなスタイルだったため「小オデッセイ=(コデッセイ)」とも呼ばれていた。
後に車体寸法が全く同一でよく似たデザインとコンセプトで登場したトヨタのウィッシュが、最大の競合車種とされている。
歴史
初代(2000-2006年 RN1/2/3/4/5型)
- 2000年10月登場。エンジンは、新開発のK20A型 直4 DOHC i-VTEC 2,000cc(154PS・マイナーチェンジ後は156PS)と、シビックに搭載されているD17A型 直4 SOHC VTEC 1,700cc(130PS)を搭載した。トランスミッションは、2L仕様がSマチック付きの5速AT、1.7L仕様が4ATで、横置き直4エンジンと5ATの組み合わせは世界初であった。発売当初からウィッシュ登場までは、当時ライバルであったトヨタ・イプサムが3ナンバーサイズへ移行するフルモデルチェンジを施工してしまい、トヨタが失った設計の新しい5ナンバーステーションワゴン型ミニバン枠の需要を一気にストリームが汲み取ったこともあり、絶大な人気を誇った。
- 発売から10カ月で累計販売台数は10万台を越え、ホンダの登録車としては『ステップワゴン』を抜く最短記録を達成。ストリーム・フィットと合わせ、トヨタに「ホンダ、手強し。」と言わせたほどであった。しかし、2003年1月にトヨタからストリームを強くライバル視したウィッシュが登場すると、売れ行きは下降線をたどり、その後のマイナーチェンジへと続いていく。
- 2003年の大幅なマイナーチェンジで、ヘッドライトが「優しい目」から最近のホンダお得意の「鋭い目」に変更され、スポーツモデルの「アブソルート」を追加発売。その2L仕様には、ホンダ初採用のガソリン直噴エンジンである K20B型 直4 DOHC i-VTECi(156PS)と、マニュアルシフトモードの付いたCVTを搭載した。外観の意匠変更は大規模だったが、4灯式ヘッドライトなどを採用したフロントマスクは、ウィッシュを意識しているかのようであった。しかし販売は奮わずトヨタお得意の人気車潰しの餌食となる。
- 「アブソルート」というグレードは、最初にオデッセイに設定されたもので、オデッセイでは通常グレードより「車高が低い」「エンジン出力が異なる(ただし、2代目オデッセイ…初代アブソルートは、出力が同じ)」等、カタログスペックに表れる明確な差分があり、ストリームにおいても2L仕様ではエンジンやトランスミッション等が専用であったが、1.7L仕様では明確な差は少ない。
- ストリームのシャシーは、グローバルコンパクトシャシーと呼ばれ、インテグラTypeR (DC5) 、シビックTypeR (EP3) と共用化されたことにより、ミニバンとしてはシャシー性能が非常に高く(当然、DC5/EP3はこのシャシーにさらに補強を施している)、共通部品が多くチューニングパーツの流用も出来たため、チューニング好きに好評であった。
- 岩手県の「レフィルスピード」がインテグラTypeRのエンジン、ブレーキシステム等を移植したストリームを製作。また、「HKS九州サービス」はストリームターボを製作している。
- 無限は、2000年の東京オートサロンへ「M6 RACING」なるコンセプトモデルを出展。東京カスタムカーコンテストコンプリートカー部門で優秀賞を受賞。バケットシート6脚を装備しレースカーをイメージした車に仕立て上げている。市販向けには「M7 SPORT」を提案し、エアロパーツなどをリリースしている。
- エアロパーツをリリースしたメーカーも、30社を超えている。
- 2007年になってからも、ホンダ系チューニングパーツメーカーのJ's RACINGからチューニングパーツがリリースされている。
- 初代ストリームは、ドイツ、フランス、イギリス等のEU諸国、タイ、インドネシアでも販売された。
Honda-stream 1st zenki-rear.jpg
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2代目(2006年- RN6/7/8/9型)
| ホンダ・ストリーム(2代目) |
| 画像:STREAM.JPG |
| RSZ |
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| リア |
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| 製造期間 |
2006年– |
| ボディタイプ |
5ドア ミニバン |
| エンジン |
R20A型 2.0L 直4 SOHC i-VTEC
R18A型 1.8L 直4 SOHC i-VTEC |
| トランスミッション |
5速AT/CVT |
| サスペンション |
前
マクファーソンストラット
後
ダブルウィッシュボーン |
| 駆動方式 |
FF/4WD |
| 全長 |
4,570mm |
| 全幅 |
1,695mm |
| 全高 |
1,545-1,570mm |
| ホイールベース |
2,740mm |
| 車両重量 |
1,350-1,490kg |
| 乗車定員 |
7人 |
車台を共有
する車種 |
2代目ホンダ・クロスロード |
| 同クラスの車種 |
トヨタ・ウィッシュ
トヨタ・アイシス
日産・ラフェスタ
2代目マツダ・プレマシー |
- 2006年7月13日にフルモデルチェンジ。スポーツグレードの「RSZ」が新登場。ロゴが「Stream」からすべて大文字の「STREAM」に変更された。5ナンバー枠いっぱいに収め、車高をオデッセイと同様に低重心設計により立体駐車場に入れるよう低く、スタイリッシュなデザインになった。エンジンは、2,000ccと1,800ccのSOHC i-VTECが用意され、それぞれ150PSと140PSの馬力を発生。このエンジンは、従来よりロングストローク化され、VTECにより部分負荷時に吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来よりも低速トルクの向上と低燃費を実現している。また2,000cc車はCVTを採用している。
- 強靭なシャーシとミニバンらしからぬクイックなステアリング特性や、低回転で余裕あるトルクを発するエンジンの組み合わせにより、7シーターとしては驚異的な運動性能を持っている。さらに、「RSZ」はステアリングにパドルシフトを備えており、マニュアル感覚の操作を行うことが出来る。マニュアルモードでも、レッドゾーンに達すると自動的にシフトアップする機能がついている(初代はレッドゾーンまでまわすことが出来た)。パドルシフトはステアリングと連動して回転するものであり、スバル・レガシィのようにステアリングコラム側に固定したものではない。また、ダウンシフトブリッピングコントロールも装備されていない。
- 「RSZ」は通常グレードと比較して、カタログ上の動力性能(エンジン出力)/車体寸法(車高は同じ)の差は無く、サスペンションのセッティングやタイヤサイズ、パドルシフトの有無等が異なるのみである。
- 無限からはThe Coupe,The Sedanの提案がされているものの、初代と比べチューニングメーカーからのパーツリリースが少ないことは否めない。
- 初代ストリーム向けのパーツをリリースしていたホンダ系のパーツ提供ブランドであるDOOVは撤退しており、ホンダ系のパーツブランドであるチーム国光からもパーツリリースがなく、ディーラーで購入可能なパーツの選択肢が無い(2007年1月時点)。
- 社団法人 日本自動車販売協会連合会発表の新車乗用車販売台数によると、2006年12月の販売台数は4,504台、2007年1月の販売台数は3,500台。発売から4年経過したモデル末期のトヨタ ウィッシュの12月の販売台数は4,033台、2007年1月の販売台数は4,411台であり、ストリームの販売台数の落ち込みが目立つ。10カ月で10万台を売った初代発売時ほどの人気は無い。
- 他のホンダ車と比較して、ドアの開き方が大きく(2段目のノッチで80cm以上開く。他のホンダ車は70cm程度)、狭い駐車場では隣の車にドアをぶつける危険性が非常に高いので、ドアの開閉には細心の注意が必要。乗降性向上の為、ドアヒンジの軸に傾斜をつけてあるが、重力が加わりドアが想定外なところまで開いてしまうことも要因のひとつである。メーカー対策部品も出ているが、各ノッチで止まりやすくなっただけに留まり、根本的解決に至っていないのが実情である。ドアのノッチを改造すれば改善されるが、個人で改造した場合メーカーの保証対象外になるので要注意。
- 2007年8月30日 新タイプ「スタイリッシュ パッケージ」を追加。販売比率の低いボディカラーのニュートロンブルーメタリックとミラノレッドを廃止。
CM
キャッチコピー
- 初代
- 「7days 7seater」(前期型)
- 「Sail in the air!」(前期型・特別仕様車スタイルS)
- 「ミニバン進化形」(前期型)
- 「新しい流れに、乗ろう。」(前期型)
- 「ポリシーは、あるか。」(後期型)
- 「流線スポーティ・ミニバン」(後期型)
- 2代目
- 「FORM CLIMAX」(前期型)
- 「2人の7Seater」(前期型)
CMソング
ストリームが登場する作品
TV・映画
- となグラ! - 初代、後期アブソルート、ビビッドブルーまたはアークティックブルー
- 苺ましまろ - 初代、後期のS Sパッケージまたはアブソルートと思われる、サテンシルバーメタリック(ただし、内装色がチタンのため実際には存在しない仕様になっている)
- 超星神グランセイザー - 初代、後期アブソルート。水のトライブ セイザーゴルビオンの反町誠の車。
- 幻星神ジャスティライザー - 初代、後期アブソルート。天堂澪の車。
関連項目
外部リンク
三輪スクーター
概要
| ホンダ・ストリーム(三輪スクーター) |
| 製造期間 |
1981年-1983年 |
| 型式 |
ホンダ・TB07 |
| 種類 |
3輪スクーター |
| フレーム |
低床バックボーン |
| エンジン |
型 49cc 空冷2サイクル単気筒 |
| 最高出力 |
3.8PS / 6,500rpm |
| 最大トルク |
0.46kgm / 5,500rpm |
| 燃料タンク容量 |
4L |
| トランスミッション |
無段変速(Vマチック) |
| ブレーキ |
リーディングトレーリング
リーディングトレーリング |
| サスペンション |
ボトムリンク
ユニットスイング |
| サイズ |
1,665mm×570mm×970mm |
| シート高 |
658mm |
| ホイールベース |
1,210mm |
| 乾燥車両重量 |
79kg |
| 乗車定員 |
1人 |
| 点火方式 |
CDI |
| 始動方式 |
セル・キック併用 |
■テンプレート / ■ノート
■ウィキプロジェクト |
ストリームは、1981年に発表された、空冷・2サイクル50ccエンジン搭載の三輪スクーター(スリーター)である。発表当時、「近未来的」とも評された個性的なデザインが採用されていた。車体のフロントカウルにはトランクルームが設けられており、バックレストつきの大型シートは3段階に調節が可能というものであった。
外部リンク
関連項目
車名の由来