この項目ではスウェーデンを本拠とする企業グループについて説明しています。
ボルボ (VOLVO) はスウェーデンを本拠とする企業グループである。
商用車(大型トラック、バスなど)の生産で世界第2位である(世界第1位はドイツのダイムラー)。
社名の「ボルボ」はラテン語で「私は回る」を意味する。
概要
企業グループ
トラック部門
- 傘下にボルボ・トラックス、ルノー・トラックス、マック(トラック)、を擁する。
- 世界的な業界再編の中で積極的な買収を行い、メルセデスと並ぶ商用車大手となっている。
- ルノー・ビークル・インダストリー(現ルノー・トラックス)の買収にあたっては、ルノーの出資を受け入れ同社が筆頭株主となっている。
- 日産ディーゼルの株式を取得し筆頭株主となり、開発や販売に関する業務提携が発表された。
- また2007年2月20日に日産ディーゼルに対してTOBを行い、日産ディーゼルの完全子会社化を目指している。
乗用車部門
沿革
- 1924年アッサール・ガブリエルソン、グスタフ・ラーソン、により自動車製造が模索され設計が始まる。1926年プロトタイプ1号が完成する。同年、当時のスウェーデン最大企業だったベアリングメーカーSKF社の後援により、休眠中のSKF社子会社であるボルボ社の名称を使用し、自動車製造会社としてのボルボ社が創立する。1927年に乗用車製造、1928年にトラック製造を開始する。
- 1930年元GMの技術者を招聘するなど、スウェーデンの比較的広大な国土に合わせた「小さなアメリカ車」的な設計がなされていた。
- 1944年発表の小型車、「PV444」が世界的な成功を収め、信頼性/耐久性で高い評価を獲得した。以来、徐々にモデルは大型化して行くが、「世界一安全なファミリーカー」と評価された。1975年にはオランダのDAFトラック社の乗用車部門を吸収した。
- 1970年代、労働条件改善のためにベルトコンベアー生産方式を廃止し、各工程で工員数人から成る作業チームを主体とした生産方式を採用した。これは労働者に歓迎され、生産技術者らの注目を集める一方で、労働コスト高騰によって国際競争力を失い、結果として高級車の生産に移行していかざるを得なくなった。
- 1980年代以降、国際競争力を強める為、「200」シリーズの改良と共に、「700」「900」シリーズ、1992年にはFWD5気筒の礎となる「850」シリーズを発表する。
- 1999年に、世界的な自動車会社再編の中で乗用車部門がフォードに売却された。以降乗用車部門は「ボルボ・カーズ(Volvo Cars)」を名乗っている。
- 2001年、ルノー・ビークル・インダストリー(ルノーの商用車部門子会社)を買収すると共に、ルノーの出資を受け入れ同社が筆頭株主となる。
- 2002年、ルノー・ビークル・インダストリーをルノー・トラックスに改称し、傘下部門に加える。
- 2006年、日産ディーゼル工業の株式を取得し、トラック事業の極東アジア圏への足がかりを築いた。
車種一覧
乗用車
フォードへの乗用車部門売却後を含め、乗用車の車種については、ボルボ (乗用車)を参照のこと。
バス
いずれもシャシーのみで、車体は富士重工業が担当。
シャシーはセンターアンダーフロアエンジンシャシー(ホイルベース間にエンジンを搭載する構造)で、アステローペ、連節バスとも形式はB10M型。
現在はいずれも製造中止。
以下は、日本国内に未導入の車種である。
トラック
- Volvo FL
- Volvo FE
- Volvo FM
- Volvo FH
- Volvo NH
- Volvo VHD
- Volvo VN
- Volvo VT 880
- Volvo VM
その他の事業部門
- 建設機械
- 船舶(ボルボ・ペンタ/Volvo Penta)
- 飛行機(ボルボ・エアロ/Volvo Aero)
- 金融部門
CM提供番組
関連項目
外部リンク
ボルボ・カーズ関連の外部リンクについては、ボルボ・カーズ#外部リンクを参照のこと。
- ボルボグループ関連