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加藤武

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月9日 (金) 09:10。)
Disambiguation この項目では俳優について記述しています。元プロ野球選手については加藤斌をご覧ください。

加藤 武かとう たけし1929年5月24日 - )は、日本俳優東京都京橋区築地小田原町出身。

目次

来歴・人物

泰明小学校旧制麻布中学卒業。1945年海軍兵学校第78期生として入校、終戦により退校小沢昭一フランキー堺は麻布中学の同級生だった。幼少期より歌舞伎を愛好し、俳優に憧れていた。早稲田大学では演劇研究会に入り、ここで今村昌平北村和夫らとめぐり合う。大学卒業後、一時教職に就くが、俳優への道を諦めきれず、辞職して先に北村が入団していた文学座に入る。この頃に演芸評論家作家である正岡容に出会い歌舞伎のいろはやのいろはを学ぶ。杉村春子に芸をたたき込まれたともいう。当時には現人間国宝桂米朝や役者・俳人小沢昭一、役者の都筑道夫等も門下としていた。杉村春子に芸をたたき込まれたともいう。

映画界には1955年川島雄三監督の『愛のお荷物』のナレーションとして参加したことから始まり、以降川島作品の常連となる。黒澤明監督作品には、1957年の『蜘蛛巣城』都築警護の武士役が初出演。その後も『隠し砦の三悪人』の冒頭部分で壮絶な死にざまを見せた落武者1960年の『悪い奴ほどよく眠る』では、三船敏郎の相棒・板倉役で出演するなど、評価を高めた。

以降、『仁義なき戦い』シリーズでのミニ山守とも言うべき姑息で優柔不断な親分・打本昇役や、市川崑監督の『金田一耕助』シリーズの等々力警部役(『犬神家の一族』など一部の作品では役名が異なるが、「すぐ早とちりする偉い警官」というキャラクター性は全く同じ)など印象的なバイプレイヤーとして活躍。近年は映画『釣りバカ日誌』で主人公・浜崎伝助の務める鈴木建設の秋山専務役、『日本沈没』では総理大臣(石坂浩二)と田所雄介博士(豊川悦司)が対峙する場面でその後ろにいる地球物理学の権威の役を演じている。

現在も文学座のベテラン俳優として舞台で活躍するほか、海外ドラマ、アニメの声の出演作も多数ある。

等々力警部の「よしっ!分かった!」という手をポンと叩きながら発するフレーズは特に強い印象を与えており、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」の1コーナー「クイズよしっ分かった!」のモデルとなり、レギュラー出演もしていた。

近年では徳川夢声以来となる吉川英治原作の「宮本武蔵」の朗読に取組み好評を得る。

主な出演作品

映画

テレビドラマ

吹き替え

  • 警部マクロード(1975年~1977年、NHK) - ピーター・クリフォード(J・D・キャノン)

著作

  • 『街のにおい芸のつや』(新しい芸能研究室:1993年出版)
  • 『悪ガキ少年の俳優志願―芝居大好き 新・のびのび人生論』(ポプラ社:1995年出版)
ウィキペディアでの『加藤武』の改訂履歴
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