大富豪(だいふごう、muiti millionaire)とは、トランプを使ったゲームの一つである。
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大富豪はカードをプレイヤーにすべて配り、手持ちのカードを順番に場に出して早く手札をなくすことを競うゲームである。
一般的に4~6人程度でプレイするのに適しているが、7人以上や3人でもプレイ自体は可能である。2人では後述の2人用ルールを用いる。1人ではゲームが成立しない。
1ゲームでの順位が次ゲーム開始時の有利不利に影響する点が特徴で、勝者をより有利にするゲーム性から「大富豪」という名称がついた。
地方ルール・独自ルールが数多く存在することも大きな特徴である。そちらのルールでは一旦負け出すとなかなか逆転できないという欠点を補正する方向に働くものが多い。
「大富豪」は他に「大貧民」、希に「階級闘争」や「人生ゲーム」などとも呼ばれている。
地方ルール(後述)が様々あるようにゲーム自体にも様々な呼称がある。関東は「大貧民」、関西では「大富豪」と呼ぶ傾向および地方ルールの採用が少ない(無い)ものを「大貧民」、地方ルールの採用が多いものを「大富豪」と呼ぶ傾向が見られる。地方により様々な呼称が付いているということは国民的ゲームである証拠といえる。
以下に記述するのはあくまで基本ルールであり、公式ルールなどというわけではない。8切りや革命など、かなり一般化しているルールも有るが、ここでは単純にゲームの進め方のみ記述する。
このゲームは比較的歴史が浅いためか、地方によってさまざまな異なるルールが存在する。一般にこれを地方ルール(ローカルルール)と呼ぶ。このため、出身地方が違う人が集まってこのゲームを行う場合やルールの好き嫌いがあれば、最初にルールの確認をしておくとよい(というより、しないと後々ややこしい)。
地方ルールの多くはカード交換などといったゲームの性格上、どうしても同一人物が大富豪になり続けることを抑制する意味を持ったものである。
地方ルールとは言っても、かなり広い地域に広まり一般化してきているルールもある。
以下、各項のタイトルによっては便宜上代表的な1つの呼称で載せているものもあるが、決してそれが正式名称というわけでは無く、本文中に複数記載しているので参照のこと。
また、ジョーカーを最強のカードとして扱っていても、それを特別に上回ることが出来るスペ3というルールがある。
ルールによっては最後に出して上がってはいけないカード(またはカードの組み合わせ)が規定されることがある(このカードについての呼称は全国的に統一されていないが、本記事では説明の便宜上「あがり禁止札」と呼ぶことにする)。口頭でルールを確認しあう場合は例えば、「2上がり禁止」、「ジョーカー上がり禁止」、「2と8上がり禁止」などと言う場合が多い。
プレイヤーが場にあと一回カードを出せば手札がなくなり勝ち抜けとなる状況であがり禁止札を出した場合にはルール違反となる。この場合、多くのルールでは対象プレイヤーは一番下の階級となる。
これらは採用ルールに応じて取捨選択される。その時々の参加者や地方によっては自分の思わぬカードがあがり禁止札とされている事も有るため、ゲーム開始前に確認しあうのが望ましい。もちろん、上がる時に出すカードに関して全く規制の無いルールで遊ぶ事も可能である。
スペ3返しとも呼ばれる。
シークエンス、シーケンスとも呼ばれる。
階段を出し始めることが出来るのは親のみである(例:3→4→5・6・7とは出せない)。
また、単に数縛りのことを階段と呼ぶ場合もある。
8流し(はちながし)、8切り(やぎり、はちぎり、はちきり、やつぎり)、8切り刃(やぎりば)などとも呼ばれる。
イレバ、11革命、小革命、プチ革命、ジャックリバース、ジャックダウン、ジャックリターン、ジャックリ、ジャック返し、Jバック、11下がり、11バック、バックJ、ジャッカル革命(革命時はイレブンアップ)などとも呼ばれる。
ロックスート、ロック、カギ、二枚縛りなどとも呼ばれる。
あまり一般的ではないが、一部では採用される地方ルールである。ある特定のカードや組み合わせに効果を持たせるものである。これらは「あがり禁止札」とされる事が多い。
などを使用する。
(会社)
「税金」を「接待」や「お中元(お歳暮)」などと言う事がある。
(ヤクザ)
「税金」を「上納金」などと言う事がある。
(警察)
「税金」を「裏金」などと言う事がある。
他にも軍隊の階級(将軍、大佐…一般兵、捕虜)、大学病院の序列(学長、医学部長、病院長、教授、准教授、講師、助手、研修医、医学生、モルモット)などを扱うこともある。最下位の者(通常の大貧民にあたる)は他の下位に比べ、かなり屈辱的な称号にされることが多い。
第2ゲーム以降のカード交換で低い階級のプレイヤーが高い階級のプレイヤーとカードを交換することを「税金」または「献上」・「搾取」などという。
通常ルールでは2人でゲームをやっても他のプレーヤのカードが読めるためゲームがつまらない。そのため2人用ルールがある。2人用ルールでは最初に配るカードが異なる。