扉(とびら)、ドア(door)とは一般に建物、部屋や家、自動車・鉄道車両・航空機などの乗り物の出入り口につけられる建具である。開口部を閉じたり、空間を他と遮断する役目をする。戸(と)とも言うが、扉は開き戸、戸は引き戸の事を指す事が多い。人や物の出入りを主目的しない建物の開口部は窓に分類される。
目次 |
蝶番で止められた部分を軸に弧を描いて開閉する。現代の建物では、ノブを回してあけるものがほとんどである。蝶番の発明以前(発明後でも伝来していない地域)においては、戸の一端に軸材(「とぼそ」「くるる」等と呼称)を通したものも存在した。
片開き戸と両開き戸があり、両開き戸は観音開きといわれる。
溝やレールに案内され、左右に戸をスライドして開閉する。自動扉(自動ドア)も引き戸である場合が多い。引き戸を開いたときの収納スペースを戸袋という。
間口の取れない場所や、バスなどに用いられている、開き戸と引き戸の長所を組み合わせ、回転軸が移動するタイプのものをグライドスライドドアと呼ぶ。
バスや、一部の鉄道車両の乗降口に見られる。車体構造やスペースの都合で、戸袋を設けることができない場合に採用される。バス車両においては折戸を2つ組み合わせた「4枚折戸」も存在する。
羽根状についた扉が筒型の風除室を連続的に回転し、室内と室外の遮断を維持したままの出入りを実現する。空調効果を高めるために大型商業施設で導入されることが多い。楕円形にすることで車いすの出入りに配慮したものや、引き戸と組み合わせて自動車など大型物品の搬入を可能にするもの、非常時には扉を畳んで出入り口を開放することのできる機種など様々な種類が開発されているが、六本木ヒルズ森タワーでは男児が挟まれ死亡した事故の例等があり、回転扉の安全性をより高める対策や技術を必要としている。
主に電気を使い扉を開閉する扉で、ここまでに述べたすべてのタイプの扉には自動扉が存在する。自動ドアを参照のこと。
引戸の操作性を持つ開戸タイプの扉。軸をスライドさせながら開く。戸の引き代スペースを確保できない場合などに使用される。