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日産・セレナ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月18日 (日) 02:42。)

セレナ (SERENA)日産車体が製造、日産自動車が販売するセミキャブオーバー型のミニバン。初代には商用モデルの「カーゴ」もあった。

目次

歴史

初代(C23型 1991年-1999年)

日産・セレナ(初代)
後期型(1997/1-1999/6)
欧州仕様
製造期間 1991年 – 1999年
ボディタイプ 4ドア ミニバン/ライトバン
エンジン GA16DE 1.6L 直4 100ps
SR20DE 2.0L 直4 130ps
CD20 2.0L 直4 76ps
CD20T 2.0L 直4 91ps
CD20ET 2.0L 直4 97ps
トランスミッション 5速MT
4速AT (E-ATx)
サスペンション 前:独立懸架ストラット式
後:マルチリンク式/半楕円リーフスプリング式
駆動方式 FR/4WD
全長 4355mm/4380mm
全幅 1695mm
全高 1825 - 1915mm
ホイールベース 2735mm
車両重量 1250 - 1610kg (2WD)
1610 - 1730kg (4WD)
乗車定員 7人/8人
同クラスの車種 トヨタ・タウンエースノア
トヨタ・ライトエースノア
ホンダ・ステップワゴン
マツダ・ボンゴフレンディ
フォード・フリーダ
  • 1991年6月 - C23型発売。C22型バネットコーチのフルモデルチェンジ版で「バネットセレナ」として登場。ただしトラックとバンは先代のC22型を継続生産。
    • 助手席下にエンジンを搭載するミッドシップレイアウトを採用。設計・生産は愛知県名古屋市にある愛知機械工業が担当。内外の造形も当時の愛知機械工業デザイン部主導で開発された[1]
    • 世界初のスライドドアパワーウインドウ等、先取りした内容が多かった。トヨタ・エスティマとともに、ミニバンに走りの良さを与えた草分け的モデルであり、セレナの成功により、1992年にはエスティマルシーダ/エミーナが登場する。
    • 走行性能を重視しており、以下のような装備が設定されている。
      • 最上級グレードには、スーパーHICAS装着のグレードが設定されている。
      • FX以上の上級グレードのリアサスペンションは、グラスファイバー製のリーフスプリング構造のマルチリンクサスペンションを採用。
      • SR20DE搭載車・CD20T搭載車は、ビスカス式LSDが標準装備。
      • CD値は0.35。
    • 当初は富士重工製の水平対向エンジンが検討されたが、ドライサンプ化しないとメリットが無いと判断されたため、直列エンジンが採用されている[要出典]。トヨタがエスティマに、直列エンジンを横に75°寝かせてハイエースのRZ型エンジンを流用して専用エンジンを奢って搭載したのに対し、セレナはFR車用のエンジンを流用し直立した状態で載せた。そのためフロントシート周りは狭い。
  • 1993年8月マイナーチェンジ。エアコンの代替フロン化。自然吸気ディーゼルエンジンのCD20がカーゴを除き廃止。
  • 1994年5月マイナーチェンジでインパネの大幅なデザイン変更でオーディオスペースが2DIN対応となりエアコンスイッチを扱いやすい位置へ移動した。正式車名を「日産・セレナ」に変更(リアガラスから「VANETTE」のステッカーが無くなる)。オーテックジャパンの手によるキタキツネが設定された。バネットのネーミングはこれ以降ボンゴOEMとなる。
  • 1996年オーテックジャパンの手によるハイウェイスター設定(1997年のマイナーチェンジで常設グレードとなる)。
  • 1997年1月マイナーチェンジ。両席エアバッグ標準装備し、ヘッドライトの形状を変更したほか1600ccのGA16DEが廃止された(カーゴは継続設定)。

エンジン

注:1997年1月以降のデータである

型式 SR20DE CD20ET
種類・シリンダー数 水冷直列4気筒・DOHC 水冷直列4気筒・OHC
シリンダー 内径×行程 mm 86.0×86.0 ?
総排気量 L 1.998 1.973
圧縮比 9.5 22.2
最高出力 kW (PS) /rpm (130) /6000 (97) /4000
最高トルク N・m (kgm) /rpm (17.5) /4800 (20.2) /2400
燃料供給装置 ニッサンEGI (ECCS) 電子制御燃料噴射装置 EDI電子制御燃料噴射装置
使用燃料・タンク容量 L 無鉛レギュラーガソリン・60 軽油・60
搭載時期 - 1999年6月 - 1999年6月


2代目(C24型 1999年-2005年)

日産・セレナ(2代目)
前期型(1999/6-2000/5)
後期型(2001/12-2003/10)
後期型ハイルーフ
製造期間 1999年 – 2005年
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン SR20DE 2.0L 直4 145ps
YD25DDTi 2.5L 直4 150ps
QR20DE 2.0L 直4 147ps
QR25DE 2.5L 直4 160ps
トランスミッション Hyper CVT
4速AT (E-ATx)
サスペンション 前:ストラット式
後:トレーリングアーム式マルチリンク
駆動方式 FF/4WD
全長 4520 - 4600mm
全幅 1695mm
全高 1825 - 1940mm
ホイールベース 2695mm
車両重量 1570 - 1780kg
乗車定員 7人/8人
同クラスの車種 トヨタ・ノア
トヨタ・ヴォクシー
ホンダ・ステップワゴン
マツダ・ボンゴフレンディ
フォード・フリーダ
  • 1999年6月 - C24型にモデルチェンジ。C23型セレナとW30型ラルゴを統合する形で登場。
    • 両側スライドドアを採用し、テールランプは従来の横型から縦型となった。
    • 競合車種ホンダ・ステップワゴンに対抗するため、FFレイアウトを採用し、乗用タイプのミニバンとして初めて両側スライドドアを設定。商用車モデル(カーゴ)は廃止される。
    • 搭載エンジンはSR20DE型直列DOHC4気筒1998ccおよびYD25DDTi型直列4気筒DOHC2488cc直噴インタークーラー付ディーゼルターボの2機種。
    • あわせてオーテックジャパンの手による専用フロントオーバーライダー、専用シートアレンジ等を採用した「キタキツネ」を設定。
  • 2000年6月 - ハイルーフ仕様を追加するとともに内装を一部変更。車間自動制御システムを一部グレードにオプション設定。
    • あわせてオーテックジャパンの手による「ライダー」を設定。
  • 2001年11月 - スペインでの生産を終了。
  • 2001年12月 - マイナーチェンジ。
    • 内外装のデザインが一部変更され、リモコンオートスライドドア等を採用した。
    • 搭載エンジンを変更し、QR20DE型直列4気筒DOHC1998ccおよびQR25DE型直列4気筒DOHC2488ccとなった。2.5L車はセレナとして初の3ナンバーモデルとなる。2.5LモデルはFFのみで、2列目シートはセパレート式の7人乗りのみの設定となる。
    • また、愛知機械工業の車両生産撤退により、製造が日産自動車栃木工場に移管される。
  • 2002年10月 - 累計国内販売50万台記念車を設定。
  • 2003年10月 - 一部改良。エルグランドプレサージュとともに、インテリジェントキーを採用する等、装備を向上した。同時に「ライダー」の外観デザインを一部変更。

エンジン

型式 SR20DE YD25DDTi (NEO Di) QR20DE (NEO) QR25DE (NEO)
種類・シリンダー数 直列4気筒・DOHC
シリンダー 内径×行程 mm 86.0×86.0 89.0×100.0 89.0×80.3 89.0×100.0
総排気量 L 1.998 2.488 1.998 2.488
圧縮比 9.5 17.5 9.9 9.5
最高出力 kW (PS) /rpm 107 (145) /6000 110 (150) /4000 108 (147) /6000 118 (160) /5600
最高トルク N・m (kgm) /rpm 186 (19.0) /4800 279 (28.5) /1800 198 (20.2) /4000 240 (24.5) /4000
燃料供給装置 ニッサンEGI (ECCS) EDI(電子制御燃料噴射装置) ニッサンEGI (ECCS)
使用燃料・タンク容量 L 無鉛レギュラーガソリン・60 軽油・60 無鉛レギュラーガソリン・60
搭載時期 1999年6月 - 2001年11月 2001年12月 - 2005年4月


3代目(C25型 2005年-)

日産・セレナ(3代目)
フロント
リア
画像:Nissan-serena c25-rear.jpg
製造期間 2005年 –
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン MR20DE型直列4気筒DOHC1997cc
トランスミッション XTRONIC CVT
サスペンション FF車
前:独立懸架ストラット式
後:トーションビーム式
4WD車
前:独立懸架ストラット式
後:トレーリングアーム式マルチリンク
駆動方式 FF/4WD
全長 4650 – 4725mm
全幅 1695 – 1725mm
全高 1840mm/1850mm
ホイールベース 2860mm
車両重量 1610 – 1700kg
乗車定員 8人
姉妹車/OEM スズキ・ランディ
車台を共有
する車種
日産・Cプラットフォーム
同クラスの車種 トヨタ・ノア
トヨタ・ヴォクシー
ホンダ・ステップワゴン
  • 2005年5月31日 - C25型にモデルチェンジ。
    • ラフェスタと同様、ルノーと共通のアライアンス・Cプラットフォームを用いる。搭載エンジンは、MR20DE型直列4気筒DOHC1997ccのみ。
    • シフトコンセプトは、「SHIFT_capacity 1BOXの可能性をシフトする。
  • 2005年11月 - 横浜市立大学とセレナをベースとするドクターカーを用いた共同研究を開始。
  • 2005年12月 - 一部改良によりエアブルーの本体色の設定が無くなる。「ライダー」を除く全車がグリーン税制に適合(「平成22年度燃費基準+5%」達成、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル (SU-LEV) 」認定)。また、ヘッドランプレベライザーなどの設定で灯火器の保安基準改正に対応。
  • 2006年6月13日 ハイウェイスターおよびオーテックジャパンによる特別仕様車の「RIDER αII」(翌2007年3月まで発売)・「アクシス」を追加。
    • なお、ハイウェイスターは全幅が1.7mを超えているため、3ナンバーとなる。
    • 本体色にファウンテンブルーを追加。
  • 2007年1月 - スズキランディの名称でOEM供給を開始。
  • 当モデルから製造は日産車体湘南工場に移管されている。

エンジン

型式 MR20DE
種類・シリンダー数 直列4気筒・DOHC
シリンダー 内径×行程 mm 84.0×90.1
総排気量 L 1.997
圧縮比 10.0
最高出力 kW (PS) /rpm FF:101 (137) /5200
4WD:95 (129) /5200
最高トルク N・m (kgm) /rpm FF:200 (20.4) /4400
4WD:187 (19.1) /4000
燃料供給装置 ニッサンEGI (ECCS) 電子制御燃料噴射装置
使用燃料・タンク容量 L 無鉛レギュラーガソリン・60
搭載時期 2005年5月 -


CM

キャッチコピー

初代

  • 家族の時代をはじめよう
  • 走れ、家族の季節
  • マルチボックス セレナ 新発売。
  • これがスポーツボックスだ
  • ぼくらはセレナを待っていた

2代目

  • モノより思い出。

3代目

  • あなたなら、だれ、誘う? BIG3列。FUN8人。
  • みんな、のりな、セレナ。

CMソング

初代

2代目

3代目

  • 「My First Kiss」/ガガガSP(アレンジ曲として使用)[2]

イメージキャラクター

初代

車名の由来

  • スペイン語で「晴々とした」「穏やかな」の意味。

登場する作品・番組

TV・映画

脚注

  1. ^ 愛知機械工業のデザイン部はその後日産自動車のデザイン本部に吸収される形で消滅
  2. ^ 原曲はアニメキテレツ大百科」のテーマソングであった「はじめてのチュウ」/あんしんパパ
  3. ^ トヨタの4代目スプリンター(E80系)のCMに出演していた
  4. ^ 当時横浜マリノス選手
  5. ^ 現在は競合車種であるトヨタの2代目ノアのCMに出演中

関連項目

Wikimedia Commons
ウィキメディア・コモンズには日産・セレナに関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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