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日産・ダットサントラック

について

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月1日 (木) 13:09。)
画像:D22datsun.jpg
D22型ダットサントラック

ダットサントラックDATSUN TRUCK) は、日産自動車の小型商用車であり、現在日本国内では販売されていないが、中国、中東地域をはじめ海外では販売が続けられているピックアップトラック。通称「ダットラ
車名の「ダットサン」は日産自動車が「ダットサンブルーバード」、「ダットサンバネット」等、国内のみならず、海外においても車種名につけていた「ブランド名」である。そしてダットサントラックが「ダットサン」を名乗る現時点で最後の自動車である。

最終型のD22型においては、北米向けは「フロンティア」、欧州向けは「ピックアップ」、大洋州およびイギリス向けは「ナバラ」、南アフリカ向けは「ハードボディ」等、地域ごとに車種名が異なっており。「フロンティア」(北米)および「ナバラ」(欧州向けはナバラに名称統一)は次期型にモデルチェンジしている。

目次

歴史

初代 10T型(1935-1943年)

2代目 1121型(1946-1955年)

3代目 120型(1955-1957年)

4代目 220型(1957-1961年)

  • 1957年11月 220型発売。直列4気筒OHV988cc C型エンジン(34ps)を搭載。
  • 1958年 ロサンゼルスショーに出展。北米に輸出される。

5代目 320系(1961-1965年)

ダットサン・320型1200 ライトバン
ダットサン・320型
1200 ライトバン
  • 1961年8月 320系発売
  • 1964年 マイナーチェンジ
    • 2005年6月 トミーテックの1/64スケールモデル「トミカリミテッドヴィンテージ」のバリエーションに1964年式が設定された。


6代目 520系(1965-1972年)

4灯式ヘッドランプとなったダットサン・521型
4灯式ヘッドランプとなった
ダットサン・521型
  • 1965年5月 520型発売。当初、前照灯は丸型2灯式であった。
    エンジンは水冷直列OHVの粘り強い1.3Lの「J13型」、トランスミッションは4速で、1速目が低められている。シフトレバーは前席3人乗りのため、コラムシフトである。
    キャブのスタイルやインテリアは410系ブルーバードに準じている。ラインアップは、3人乗りのトラック、2ドア、セダン風のワンピースボディーで、6人乗りの「ピックアップ」、2ドア、6人乗りの「ライトバン」からなり、「トラック」では、ホイールベースが標準とロングが選べた。
  • 1967年? マイナーチェンジ。前照灯が丸型4灯式に変更される。
  • 1968年 マイナーチェンジ。510系ブルーバードの登場に合わせ、フロントフェンダー、エンジンフード、フロントグリルなどを510風に変更。エンジンも1.5Lの「J15型」に変更され、型式(かたしき)は「521型」となる。
  • 1969年 生産累計100万台達成。
  • 2007年2月 タカラトミートミカリミテッドに1/62スケールで1970年式1300トラックが製品化された。

7代目 620型(1972-1979年)

  • 1972年2月 620型発売。2種類のホイールベースのシングルキャブトラックと、6人乗りのピックアップの車種構成となり、初めてライトバンがラインナップから落ちた。
    同社の乗用車に続く抑揚の強いスタイリングとなり、ショルダー部に「ウイングライン」と名付けられたアクセントを持つことが特徴。後に、国内にもキングキャブが追加される。
  • 1976年 九州工場での生産を開始。

8代目 720型(1979-1985年)

720型シングルキャブ ショート
720型
シングルキャブ ショート
  • 1979年10月 720型発売
    スタイリングは620とはうって変わった直線基調となり、キングキャブの後部は拡大され、エマージェンシーシートが備わった(初)。また、室内トリムはブラウンとブルーの2色が用意され、明るく、より乗用車的となった。
    キャビンバリエーションはシングルキャブ、キングキャブに加え、4ドアダブルキャブ(初)の3種類、荷台バリエーションは低床と高床フラット三方開デッキの2種類、ホイールベースは標準とロングの2種類が設定された。
    ガソリンエンジンは1600ccのJ16型のほか、乗用車用の1800cc、L18型(初)の二種類、さらに、ダットラ史上初となるディーゼルエンジン、2200ccのSD22型が設定された。
  • 一時期、720型をベースとするウォークスルーバンが設定されていた。直列4気筒OHV SD23型ディーゼルエンジン(2289cc 73ps/4300rpm、14.8kgm/2000rpm)を搭載し、最大積載量850kgであった。
  • 1980年6月 4輪駆動車追加(初)。エンジンはZ18型ガソリンエンジン(初)で2人乗りシングルキャブと、5人乗りダブルキャブがある。
  • 1982年1月 4WDディーゼルを追加。
  • 1983年4月 マイナーチェンジ。ヘッドランプを丸形から角形へ、リアコンビランプを横型から縦型に、メーターを角形から丸形に、それぞれ変更。ディーゼルエンジンは排出ガス規制対応のため、SD23型となる。
  • 1983年6月 北米日産会社にて生産開始。
  • 1984年9月 米国日産自動車製造テネシー工場にて生産累計10万台を達成。
  • 1984年月 国内生産累計500万台達成。日本製商用車として初の快挙。
  • 映画メイン・テーマ」では日産自動車が車両協力をしたこともあり、4WDモデルを野村宏伸が劇中で使用した。

9代目 D21型(1985-1997年)

  • 1985年8月 D21型発売。キャビンバリエーションはシングルキャブ、ダブルキャブ、および海外向けのキングキャブの3種で、4WDもラインナップされた。搭載するエンジンは直列4気筒OHC 1595cc Z16型、1770cc Z18型、OHVディーゼル 2289cc SD23型。
  • 1986年8月 D21型をベースとする、日産初のSUV、「パスファインダー/テラノ(WD21型)」登場。
  • 1995年 日産の合弁会社である鄭州日産汽車有限公司にてD21型ライセンス生産開始。D21型は現在もメキシコではCAMIONES(カミオネス)の名で生産されている。

10代目 D22型(1997-2002年)

  • 1997年1月 D22型発売
  • 1997年12月 エジプトにてノックダウン生産開始。
  • 1999年1月 鄭州日産にてD22型生産開始。1999年6月 D22型をベースとする北米専用SUV「エクステラ(WD22型)」が登場。
  • 2000年2月 北米向け「フロンティア」2001年モデルをシカゴオートショーに出品。
  • 2000年夏 フロンティア2001年モデルを北米にて発売開始。生産拠点は米国テネシー州デカード工場

搭載エンジンには日産自動車では2機種目となるスーパーチャージャー付エンジンであるVG30ER型を設定。

関連項目

外部リンク

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