| 日産・フーガ | |
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| フーガ450GTスポーツパッケージ (日産本社ギャラリーにて2006年撮影) |
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| フーガ350GTリア(日産ギャラリー試乗車) | |
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| M35(フーガのインフィニティ仕様) | |
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| 製造期間 | 2004年-生産中 |
| ボディタイプ | 4ドアセダン |
| エンジン | VQ25DE型 2.5L V6 210ps VQ35DE型 3.5L V6 280ps VK45DE型 4.5L V8 333ps |
| トランスミッション | 5速AT |
| サスペンション | 前:ダブルウィッシュボーン 後:マルチリンク |
| 駆動方式 | FR 4WD |
| 全長 | 4840mm-4900mm |
| 全幅 | 1795mm |
| 全高 | 1510mm |
| ホイールベース | 2900mm |
| 車両重量 | 1630kg-1780kg |
| 乗車定員 | 5名 |
| 先代 | 日産・セドリック 日産・グロリア |
| 姉妹車/OEM | インフィニティ・M |
| 車台を共有 する車種 |
スカイライン フェアレディZ |
| 同クラスの車種 | トヨタ・マークX ホンダ・インスパイア |
フーガ (FUGA) は日産自動車が生産・販売している高級乗用車である。
目次 |
フーガは日産伝統の高級セダン、セドリックおよびグロリアの実質的な後継車種である。ただしその性格は“SHIFT_ performance”というコンセプトにある通り、開発主管が「ライバルは、BMW・5シリーズ」と豪語するほどの世界に通じるスポーツセダンに転換された。また国内では、“セド・グロ”よりひとまわり大きなエンジンも積む(後述の450GT)ことで、マジェスタをもつライバルのクラウンとも対等に渡り合う商品力を身につけ、輸入車が大半を占める日本の高級車市場でのユーザ-流出にも歯止めをかける。高級仕様のXVとスポーティ仕様のGTがある。
モデル名のフーガは、東京モーターショー(2003年)出展時には、日本語の「風雅」を意味する“フウガ”という名称が用いられていたが、市販に伴って音楽様式のひとつであるイタリア語のフーガに変更された。どちらもローマ字表記は「FUGA」である。
光岡自動車は旧セドリック/グロリアをベースにガリューを生産していたが、2005年7月にフーガベースへとチェンジアップした(セダンのみ。後に販売されるコンバーチブルはフォード・マスタングベース)。
また、旧セドリックはブルーステージのみの取り扱い、グロリアがレッドステージだったが、両販売系列の全モデル並売化に先駆け、フーガでは全日産販売店ですべてのモデルが買える様になっている。
余談ではあるが、XV系の2WDはオプションでフェンダーミラーが装着可能。その場合はドアミラーに連動する装備はされず、カタログやHP上にはシーマやプレジデントに比べるとかなり控えめに表記されている。
骨格・シャシーには、スカイラインやフェアレディZなどにも用いられているFR-Lプラットフォームを使用する。
ボディサイズは、全長4840mm、全幅1795mm、全高1510mm(4WDモデルは1525mm)、ホイールベース2900mm。同社のフラッグシップセダンであるシーマやトヨタのセルシオよりも小さいが、全高を高くするという手法により、スタイルを犠牲にするものの、クラウンや全長5015mmのセルシオ、BMW・7シリーズ、メルセデス・ベンツ・Sクラスを上回る室内空間を備えることになった。
エアロダイナミクスでは、Cd値:0.28 フロントゼロリフト、オプションのエアロパーツ装着でCd値0.27、フロント&リヤゼロリフトを達成している。
ボディは、ボンネット、トランクフード、ドア内外板にアルミ合金が採用され、軽量化を図っている。
サスペンションはフロントに新開発したダブルウィッシュボーン式で、リヤはマルチリンク式を奢る。 サスペンションアームやサブフレームは、すべてアルミ合金が採用されている。 フロントサスペンションの一部のみにアルミを採用するクラウンと比べると大幅にバネ下重量は軽く、高い運動性や優れた乗り心地に寄与している。
また、ショックアブソーバは“リップルコントロール”と呼ばれるシステムによって微小な振動を軽減するほか、ヨーロッパ車には多数採用されているものの国産車では採用例が少なくコストが高いリバウンドスプリングを内蔵し、レーンチェンジやコーナリング時の安定性を高めている。さらにダンパーには“デュアルフローパス”構造を採用した。
またGTスポーツパッケージには、日産独自の4WSであるHICASの後継システム”リア・アクティブステア”によって、優れたハンドリングとスタビリティの両立が実現されている。
トランスミッションは全グレードに関してエクストロイドCVT搭載が見送られ、これもスカイラインやフェアレディZから流用されたマニュアルモード付きフルレンジ電子制御5速AT(5M-ATx)を装備する。Dレンジではアダプティブ・シフト・コントロールが作動。路面状況等に応じて最適なギアを自動選択する。また、シンクロレブコントロールは、マニュアル・モード選択時にシフトダウンを行った場合、ブリッピング(空ぶかし)を行いエンジン回転数を上げ、瞬時にギアと同期化する。
ナビゲーションに関しては、他社のライバル車がHDDを採用するのに対し、フーガはコストカットのために一世代前のDVD方式が採用されている。
エンジンはV6・2.5L(VQ25DE型・210ps/6000rpm、27.0kgm/4400rpm)と、V6・3.5L(VQ35DE型・280ps/6200rpm、37.0kgm/4800rpm)でスタート。2005年8月には待望のV8・4.5L(VK45DE型フーガ特別仕様、333ps/6400rpm、46.0kgm/4000pm)も導入された。
V6モデルにはそれぞれにラクジュアリー系の“XV”と、スポーツ系の“GT”の2グレードが展開。V6・3.5Lモデルには、4WDモデル(アテーサE-TS)だけでなく、最上級グレードとして“350XV VIP”および、日本車として初めて19インチタイヤを標準装備した“350GT スポーツパッケージ”がある。
追加されたV8モデルは“GT”系のみで、“450GT”及び“450GT スポーツパッケージ”の構成となる。
2003年10月、第37回東京モーターショーにて「フウガ(風雅)」を参考出品。
2004年4月、ニューヨーク国際オートショーに「インフィニティM45コンセプト」を出展。
2004年10月14日、Y50型フーガを発売。発売開始前の2004年9月2日にはムラーノの発表会で先行公開がなされて話題を呼んだ。
2004年11月、2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2005年1月、北米国際自動車ショーに北米向け2006年型「インフィニティM45」および「M35」の市販モデルを出展。3月、北米にてにて販売開始。
2005年4月、上海にて中国向け「フーガ」(中国名:風雅)を披露。同月開催された「オート上海 2005」に出展。6月、中国にて販売開始。7月、韓国にて「インフィニティM45」および「M35」を発売。
2005年8月、V8 4.5LエンジンVK45DE型搭載車、"450GT"及び"450GTスポーツパッケージ"を追加。専用内装色として、スポーツ・エレガンスが追加。4.5Lには木目調フィニッシャではなく、本木目フィニッシャーを設定。
2005年11月30日、これまで“450GT”専用だったブラック内装とピアノ調フィニッシャーを組み合わせた『スポーツ・エレガンス』が、2006年3月までの限定で期間限定車『スタイリッシュブラックリミテッド』として、250GT、350GTシリーズにも登場。他にも助手席パワーシートやプライバシーガラスなど450GTと同等の豪華装備が付随。
2006年5月25日、一部仕様変更。これまで450GT、450GTスポーツパッケージ専用だった本木目フィニッシャーを全車標準とした。ライバルであるトヨタ・クラウンが全車プラスティックパネルの内装であるのに対し、フーガでは全車本木目フィニッシャーが標準である。また後席エアコン吹出口や助手席パワーシートを全車標準とし、快適性・安全性をいっそう向上させている。同時に期間限定車『スタイリッシュシルバーレザー』を発売。これまでのベージュ、ブラック、フォーブ内装に加え、シルバーの内装を追加している。
2006年11月16日、期間限定車『スタイリッシュブラックリミテッドII』を発売。ヘッドランプのインナーパネルにスモークメッキを施したブラックのヘッドランプや本革とパールスエードを組み合わせた専用内装を設定。GTシリーズに設定。
2007年12月、マイナーチェンジ予定。すでに第40回東京モーターショウに「参考出品車」として、展示されている。参考出品車のグレードは、450GT-TypeS(ホワイトパール)。基本的に、すでに発表されているインフィニティM45/35北米仕様のSグレードに準じた外観の変更や、内装のトリム、デザイン変更、パドルシフトの追加等が確認できる。あと日産自動車からのアナウンスによると「ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)」なる新しい車間制御技術を、このフーガマイナーチェンジ車から導入される。そして、グレード面では全グレードGT系に統一し、それまでのラグジュアリー系であるXVは『GT type・P』、GT SPORTS PACKEGEは『GT type・S』となり、V36型スカイラインのような構成になる。
ボディカラーは近年人気の高い銀、白色系を中心に7色。特別塗装色のホワイトパールのみ31,500円高になる。 北米仕様には赤系の塗装など、日本仕様には設定されていない色もある
フーガのイメージカラーとも言うべきグレイッシュブロンズは、2004年11月18日、「オートカラーアウォード2005」(日本流行色協会主宰、第九回)の特別賞、『ファッションカラー賞』を受賞している。また同時に、参加メーカーの代表者が自社以外のノミネート車を投票して決定するカラー企画部門とインテリアカラー部門も受賞した。受賞者は日産自動車の厚木・日産デザインセンターの伊藤朝乃氏。
インテリア・バリエーションはシート色とフィニッシャー色の組み合わせにより6種、グレードにより選択できるカラーが異なる。
北米を中心に展開する日産の高級ブランド、インフィニティ(INFINITI)では、すでにグロリアをベースとし、シーマに搭載されるV8・4.5Lエンジンを搭載した“M45”が販売されていた。
フーガの登場に伴ってこちらも2005年には新型にモデルチェンジ。ただしエンジンラインナップは日本とは異なり、V6・3.5Lを搭載する“M35”と、V8・4.5Lを搭載する“M45”となる。M45は最高出力335馬力を誇る。(日本仕様は333PS)このV8エンジンモデルも、2005年8月に日本でデビューした。ただしXV系のグレードには搭載されず、GT系のみである。また、“M45”にはスポーティ・パッケージの“M45スポーツ”も用意されており、こちらはBMW・M5のようにフロント・ライトにブラックアウト処理が施されている。
中国では""風雅 (FUGA)""という名称で輸出され、日産ブランドで販売されている。
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イメージ曲: CMでは使用されていないが、新車発表のイベントなどで使われた“フーガ”調のイメージ曲は『Vortex』という。作曲は『踊る大捜査線』シリーズなどで有名な松本晃彦氏の書き下ろしである。この曲は3つの楽章に分かれていて、50人のフルオーケストラで演奏された全7分42秒にわたる録音は『フーガ プレミアム サウンドトラック』としてCD化され、フーガのプロモーションDVDとセットで全国の販売店や日産ギャラリーなどで配られた(非売品)。 この曲は2007年からCX系朝の情報番組「とくダネ!」のコーナー、「速報ニュース それが答えだ!」で、抜粋されたものがテーマ曲として使われている。また、テレビ朝日系列やべっちFC~日本サッカー応援宣言~でもBGMとして使用された事がある(日産自動車は一時期、同番組のスポンサーだった)。
CM曲:オリジナル
ちなみに2005年10月から、一年契約で松本晃彦氏の曲「I know your dreams」が、ライバルのトヨタ・クラウンのCMに使われた。