日野自動車株式会社(ひのじどうしゃ、英語名 Hino Motors, Ltd.)は主にトラック・バスといった商用車を製造する日本の自動車メーカー。通称「日野」、ローマ字表記は「HINO」。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | |
| 略称 | 日野、Hino |
| 本社所在地 | 191-8660 東京都日野市日野台3丁目1番地1 |
| 電話番号 | 042-586-5111 |
| 設立 | 1942年5月1日 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 事業内容 | 自動車 |
| 代表者 | 代表取締役社長 近藤詔治 |
| 資本金 | 727億1,700万円 (2007年3月31日現在) |
| 売上高 | 1兆2,876億6,800万円 (2006年度連結) |
| 従業員数 | 単独9,980人、連結23,472人 (2007年3月31日現在) |
| 主要株主 | トヨタ自動車株式会社 50.5% |
| 外部リンク | http://www.hino.co.jp/ |
目次 |
主にトラックやバスの商用車の製造を手がけ、トヨタブランドの小型トラックなどの商用車の生産もおこなっている。また、トヨタ向けディーゼルエンジン、あるいはハイブリッドシステムの共同開発も行っている。
2004年3月期の連結決算では、売上高が1兆円を突破し、営業利益も446億円と過去最高益を記録した。ディーゼル車の排気ガス規制に伴う買換え需要による国内のトラック販売の増加と、海外販売の好調、トヨタからの受託生産の増加が要因とみられている。
また、合理化のためにバス部門はすでにいすゞ自動車と経営統合しており、2004年10月に日野自動車・いすゞ自動車共同出資の新会社(ジェイ・バス)に移行する。同時に、西日本車体工業へのシャーシ供給を取りやめている。(西工へのシャーシ供給は2006年から一部再開)
日本国内の普通トラック販売で、33年連続シェアトップを誇っている。
国内の大型車メーカーでは唯一、ダカール・ラリーに「日野・レンジャー」で参戦しており、好成績をあげている。
東京都八王子市に、日野オートプラザという日野自動車の博物館を持っている。
2001年、トヨタ自動車が株式の過半数を取得し、ダイハツ工業に続き子会社化される。
東京瓦斯電気工業株式会社が今日の日野自動車の母体である。
東京瓦斯電気工業はその名の通りガス電気器具を生産。また海外から薬莢の大量受注などにより業績を伸ばし、航空機用国産エンジン「神風」なども生産している。さらに日本初の自動車生産を行っている。
国策により東京瓦斯電気工業株式会社の自動車部と自動車工業株式会社および共同国産自動車株式会社と合併し、ヂーゼル自動車工業(現・いすゞ自動車、設立当初は東京自動車工業株式会社)を設立。 そのほか、瓦斯電を母体とした会社にはトキコ、小松ゼノアなどがある。
その後、国策によりヂーゼル自動車工業から東京瓦斯電気工業出身者を主とした日野製造所を分離独立させ、日野自動車の元となる日野重工業を設立させ、九七式中戦車等軍需車両の製造を行わせた。
1950年代には、フランスのルノーの技術供与を受け、ルノー車のノックダウン生産を行っていた。その後自社開発のリアエンジン(RR駆動)の小型車コンテッサ、ピックアップトラック「ブリスカ」、ワンボックスカー「コンマース」等、先進的な車を製造していたが、1960年代後半にトヨタ自動車と提携して以後はトラックなどの開発に特化した。
バスについては、トヨタ自動車・いすゞ自動車からのOEM車種もあるが、ジェイ・バスから日野自動車・いすゞ自動車の両社に同一製品が供給される統合車種に移行が進んでいる。
強い強調(太字)の車種は、いす自動車より供給されたもの。
かつて1980年代前半あたりにレンジャーのCMにプロレスラーのジャンボ鶴田が出演した。1989年のレンジャーフルモデルチェンジの際には、トラックのイメージ一新を狙い、女優のダイアン・レインが起用された。また1990年代前半にはスーパードルフィンのCMにケニー・Gの曲にイルカのCGイラストが流れるもの、1992年のモデルチェンジ時には役所広司出演のCMも流れた。1990年代後半のデュトロ発売当時はともさかりえがCMに出演していた。2004年以降はポパイが同CMに起用されている。「走れ!歌謡曲」の影響があってか文化放送で比較的多く(1日中)流れる。近年はライバル局のTBSラジオやニッポン放送でもCMを流す。
トラックだけでなく、バスのCMも流すことがある。モデルチェンジ時に制作され、セレガ(初代)のCMはバブル期の1990年ということもあり、大々的な宣伝活動を行っていた。
テレビCMは、TBSの「ドラマチック22」と「ブロードキャスター」、日本テレビ火曜8時枠時代劇のスポンサーも務めていたが、「踊る!さんま御殿!!」の番組途中で降板。以後ラジオCMに集中して流している。
また、モータースポーツではインディ・レーシング・リーグの有力チーム「マールボロ・チーム・ペンスキー」と、スポンサーシップ契約を締結している。