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東京モーターショー

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月20日 (火) 07:43。)
東京モーターショー会場の模様(2007年)
東京モーターショー会場の模様(2007年)
東京モーターショー(とうきょうモーターショー 英語表記:TOKYO Motor ShowTMS東モと略される)は、自動車に関しての世界で一番進んだ技術や、デザインに触れられ、自然・地球環境に優しい車についての最新情報が発信される自動車の祭典モーターショー)のうち東京で行われるもので、奇数年の(1973年の第20回までは毎年)10月下旬から11月上旬(15日間)に渡って開催されている。

2005年の第39回東京モーターショーは混雑緩和のため、会期は週末を3回組み入れ10月21日11月6日の17日間に延長され、2004年パリサロンの16日間を上回り、主要国際モーターショーで世界最長となった(一般公開日は10月22日~11月6日の16日間)。

目次

概要

世界3大モーターショー

フランクフルトモーターショー(ドイツ)、北米国際オートショーデトロイト・オートショー)(アメリカ合衆国)と世界3大モーターショーの一つに数えられているが、最近ではパリサロンフランス)、ジュネーヴ・モーターショースイス)を含めて世界5大モーターショーとも呼ばれる。

世界的なモーターショーの常としてワールドプレミア(市販車の世界初公開)は欠かせないが、東京ショーは直前に行われるフランクフルトショーでヨーロッパのメーカーがワールドプレミアを終えていることと、展示や演出に一般客向けの要素が強い(館内でクルマ走行はおろかエンジンすら回せないなど消防法の縛りも大きい)ことから世界のメディアからは格の低い扱いをうけ、残念ながらワールドプレミアも多くはない。代わりに欧米のメーカーはコンセプトカーチューンドカーの展示を行う場所として選ぶことが多い。

近年はフォーミュラ1参戦やPSAグループとのジョイントをはじめ、欧州戦略に本腰を入れ始めたトヨタ自動車日産自動車カルロス・ゴーンへの興味から世界中から訪れる経済メディアの数が増えている。

一方アジア勢は日本に輸出している韓国台湾の一部企業を除いて出展に消極的である。

また、優秀な日本車を支える世界トップレベルの技術力を持つサプライヤーが多く出展することから、「部品館」へのメディアの注目が高いことも東京ショーの特徴となっている。

テーマの変貌

近年のモーターショーの主要テーマは以前の娯楽性重視から“環境”や“安全技術”など、社会的ニーズに対する解決案を提案する展示が増えてきており、その傾向は年々強くなってきている。また、“見せるモーターショー”から“参加するモーターショー”へと変わりつつあり、同乗試乗会やシンポジウム、モーターサイクルスポーツスクールなど、参加体験型というコンセプトに基づき、来場者の多彩なニーズに応えられるショー作りをしている。

更に近年では製品そのものの注目度が少ないタイヤや部品メーカーのブースにおいてイメージモデル(イベントコンパニオン)の肌の露出度がアップし、セクシー系のコスチュームが目立つようになってきている傾向が有る。その為、車目当てではなくこの女性ら目当てで訪れる者(カメラ小僧)も多く、中には盗撮で逮捕されるものも出ているため問題になっており、露出度過多な部品メーカーのコンパニオンの衣装に対しての規制の必要性も議論されるようになっている。

会場

第1回から第4回までは日比谷公園内広場で開催された。広さは4389平方メートルと現在の幕張メッセの40,839平方メートルと比べると1/10の広さであった。

その後、第5回は日比谷公園会場が地下鉄丸ノ内線と日比谷地下駐車場工事の為使用できず、次回第6回大会は晴海会場での開催がすでに決定していたことから、"繋ぎ"として後楽園球場に隣接する後楽園競輪場インフィールドにて開催された。

第6回から第27回までは晴海東京国際見本市会場で開催され、それまでの日比谷公園会場の3倍、展示小間面積も2倍と広がり、また今までのアウトドアショーから初のインドアショーとなった。

晴海会場時代はクルマでの来場が禁止されていたにもかかわらず、銀座から晴海への晴海通りは来場者のクルマで連日大渋滞し、また周辺に違法駐車する者が続出した為、主催者は会場周辺を一方通行にすると共に新たに竹芝桟橋晴海埠頭間の水上バスによる海上輸送が行われた。

晴海会場へのアクセス方法は事実上都営バスしかなく非常に不便であった為、第28回より東京と成田国際空港のほぼ中間に位置し、JR京葉線海浜幕張駅」、京成電鉄JR総武線幕張本郷駅」や東関東自動車道湾岸千葉湾岸習志野IC」、京葉道路幕張IC」、「武石IC」などが近隣に接し、交通の便も良い現在の幕張メッセで開催されるようになった。

なお、第28回東京モーターショーは同施設のこけら落しイベントでもあった。

入場者数

入場者数はバブル景気絶頂期の1991年・第29回の200万人の大台を超えたのをピークに年々減り続けている。要因として、1990年代以降の景気の低迷や価値観の多様化による若年層の自動車・モータースポーツ離れ、少子高齢化等が挙げられる。2003年の第37回にて入場料を高校生半額、小学生以下無料とし、総入場者数142万人と前回(127万人)を大きく上回り、過去12年間下げ続けてきた入場者数に歯止めをかけた。

商用車ショーとの統合と東京トラックショーの誕生

商用車ショーは2000年2002年に開催され、2004年をもって最後となり、2005年は乗用車二輪車ショーと、商用車ショーとの分離開催最後のショーとなった。

2006年はショーを開催せず、2007年より商用車、乗用車、二輪車を統合した新総合モーターショーとなった。以降、隔年開催となる予定。

2007年は東京ビッグサイトにおいて、モーターショーと同時期に、「2007 東京トラックショー」として、規模と期間を縮小して行われた。トラックに絞った展示となり、バスの出展は無くなった。

TOKYO MOTOR SHOW TV

開催年の11月下旬(ショー終了直後。2007年は開催期間中の11月3日に放送)、長野信越放送制作、TBS系列全国ネットで東京モーターショーのみどころをまとめたスペシャル番組が放送されている。モータージャーナリスト吉田匠とクルマ好きの有名人ゲストがショーを回り、魅力あるコンセプトカーについてコメントしたり日本では発表・発売していない輸入車を吉田が欧州で試乗している映像などが流れ、好評を得ている。ちなみにTBSでは諸事情により放送されておらず、「TBSを外したTBS系全国ネット」という形になっている。

歴史

回数 会期 会場 出品会社数 出品車両数 入場者数
第1回 1954年4月20日4月29日 日比谷公園 254社 267台 54万7000人
第2回 1955年5月7日5月16日 232社 191台 78万4800人
第3回 1956年4月20日~4月29日 267社 247台 59万8300人
第4回 1957年5月9日5月19日 278社 268台 52万7200人
第5回 1958年10月10日10月20日 後楽園競輪場 302社 256台 51万9400人
第6回 1959年10月24日11月4日 晴海国際見本市会場 303社 317台 65万3000人
第7回 1960年10月25日11月7日 294社 358台 81万2400人
第8回 1961年10月25日~11月7日 303社 375台 95万2100人
第9回 1962年10月25日~11月7日 284社 410台 104万9100人
第10回 1963年10月26日11月10日 287社 441台 121万6900人
第11回 1964年9月26日10月9日 274社 598台 116万1000人
第12回 1965年10月29日11月1日 243社 642台 146万5800人
第13回 1966年10月26日11月8日 245社 732台 150万2300人
第14回 1967年10月26日~11月8日 235社 655台 140万2500人
第15回 1968年10月26日~11月11日 246社 723台 151万1600人
第16回 1969年10月24日~11月6日 256社 722台 152万3500人
第17回 1970年10月30日11月12日 274社 792台 145万2900人
第18回 1971年10月29日~11月11日 267社 755台 135万1500人
第19回 1972年10月23日11月5日 218社 559台 126万1400人
第20回 1973年10月30日~11月12日 215社 690台 122万3000人
第21回 1975年10月31日~11月10日 165社 626台 98万1400人
第22回 1977年10月28日~11月7日 203社 704台 99万2100人
第23回 1979年11月1日~11月12日 184社 800台 100万3100人
第24回 1981年10月30日~11月10日 209社 849台 111万4200人
第25回 1983年10月28日~11月8日 224社 945台 120万400人
第26回 1985年10月31日~11月1日 262社 1032台 129万1500人
第27回 1987年10月29日~11月9日 280社 960台 129万7200人
第28回 1989年10月26日~11月6日 日本コンベンションセンター(幕張メッセ) 349社 818台 192万4200人
第29回 1991年10月25日~11月8日 352社 783台 201万8500人
第30回 1993年10月22日~11月5日 352社 770台 181万600人
第31回 1995年10月27日~11月8日 361社 787台 152万3300人
第32回 1997年10月25日~11月5日 337社 771台 151万5400人
第33回 1999年10月23日~11月3日 294社 757台 138万6400人
第34回 2000年11月1日~11月4日 133社 251台 17万7900人
第35回 2001年10月27日~11月7日 281社 709台 127万6900人
第36回 2002年10月30日~11月3日 110社 224台 21万1100人
第37回 2003年10月25日~11月5日 268社 612台 142万400人
第38回 2004年11月3日~11月7日 113社 206台 24万8600人
第39回 2005年10月22日~11月6日 幕張メッセ 239社 571台 151万2100人
第40回 2007年10月26日~11月11日 -社 -台 142万5800人
  • 当初第1回から第10回までの国内呼称は「全日本自動車ショウ」だったが、国際自動車ショーを目指す方針から第11回以降は英文表記と同じ「東京モーターショー」となる。
  • 1974年のオイルショックの煽りでショーが中止になって以降、第21回から第33回までは隔年の開催となった。
  • 第26回は展示車両数1032台と歴代最高を記録。海外からの出品も40社、229台に達した。
  • 第34回、第36回、第38回は商用車のみ(第38回で商用車ショーは終了)
  • 第39回は隣接する千葉マリンスタジアムプロ野球日本シリーズが行われたことも話題になった。

第40回東京モーターショー(2007年)

名称

  • 第40回東京モーターショー 2007
  • The 40th Tokyo Motor Show 2007

会場

  • 幕張メッセ千葉県千葉市美浜区
    • 東ホール、中央ホール、西ホール、北ホール、イベントホール、国際会議場2F
    • 幕張海浜公園(クリーンエネルギー同乗試乗会、セーフティードライブ体験試乗会、4×4アドベンチャー同乗試乗会)

テーマ

Catch the News, Touch the Future. “世界に、未来に、ニュースです。”

第39回東京モーターショー(2005年)

名称

  • 第39回東京モーターショー -乗用車・二輪車-(2005年)
  • The 39th Tokyo Motor Show - Passenger Cars & Motorcycles -(2005)

会場

テーマ

“Driving Tomorrow!” from Tokyo みんながココロに描いてる、くるまのすべてに新提案。

主な出展社

自動車

日本国内

日本国外

アメリカ
イギリス
イタリア
スウェーデン
大韓民国
ドイツ
フランス

二輪

国内

日本国外

イタリア
イギリス
ドイツ
中華民国
アメリカ

部品など

タイヤ

音響・電機・計器・照明

その他

カロッツェリア

教育機関

ワールドプレミア

世界初公開された車種(一部)。

日本車

  • 日産・GT-R
  • 日産・モコ・プレビュー
  • 日産・ブルーバード・シルフィー
  • ホンダ・スポーツ4コンセプト
  • 三菱・i
  • トヨタ・bB
  • トヨタ・RAV-4
  • レクサス・LF-Sh
  • ダイハツ・エッセ
  • ダイハツ・skツアラー
  • スバル・B5-TPH
  • 光岡・オロチ・ヌードトップ

外国メーカー

  • ヒュンダイ・neos-3
  • フォード・イクエーター・コンセプト
  • クライスラー・あきの
  • ミニ・コンセプト・トーキョー
  • ブガッティ・ヴェイロン・16.4
  • メルセデス・ベンツ・S320・ブルーテックハイブリッド
  • メルセデス・ベンツ・F600・HYG
  • アウディ・シューティングブレーク・コンセプト
  • フォルクスワーゲン・エコレーサー
  • フォルクスワーゲン・ポロ・GTI

市販化された過去の出展車(現在実在する車種のみ)

日本車

輸入車

交通アクセス(公共機関)

JR京葉線ルート

JR総武線ルート

  • 東京駅 --(快速31分)-- 津田沼駅 --(普通4分)-- 幕張本郷駅(有料シャトルバス10分)
  • 秋葉原駅 --(普通41分)-- 幕張本郷駅(有料シャトルバス10分)
  • JR武蔵野線、東京メトロ東西線は西船橋駅乗換えで総武線ルート利用可能。

京成線ルート

その他

※主催する日本自動車工業会(JAMA)では自家用車での来場を控え公共機関の利用を呼びかけている。

主催

  • 社団法人 日本自動車工業会(JAMA)

共催

  • 社団法人 日本自動車部品工業会(JAPIA)
  • 社団法人 日本自動車車体工業会(JABIA)
  • 社団法人 日本自動車機械器具工業会(JAMTA)

後援

関連項目

Wikimedia Commons
ウィキメディア・コモンズには東京モーターショーに関連するカテゴリがあります。

外部リンク

ウィキペディアでの『東京モーターショー』の改訂履歴
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