水陸両用車(すいりくりょうようしゃ)は、水上、陸上共に走行が可能な自動車である。軍事用の他、水難救助車、災害対策車両などとして使われる。日本においては水上を走行する場合、船舶の扱いとなる。ドイツのシュビムワーゲン、アンフィレンジャー、フォードGPAジープなどが著名。水上での航行に耐えるように水密構造になっている他、末尾に航行用のスクリューを装備しているものが多い。
大量生産され市販された車両としてアンフィカー(写真右)がある。
また、2003年にはスポーツカースタイルのギブス・アクアダが発表され、大きな話題となった。
国土交通省は2007年6月12日、日本で初めてとなる水陸両用バスの営業を許可した。道路運送法および海上運送法に基づく申請を受けて、海上運送法21条1項にもとづく旅客不定期航路事業の許可を行ったのである。これによりNPO法人大阪みずかいどうはちまるはち等を事業主体として、2007年6月中下旬に大阪市のなんばパークスと大川の間を往復するというルートのツアーが行われた。 その後、2007年8月~11月の間、栃木県日光市の川治ダムにおいて国土交通省や地元関係者などが作る鬼怒川流域ダム観光活性化会議が企画して、観光目的での集客見込み等の社会実験としての運行が行われている。これはダム内部見学とダム湖上クルージングを組み合わせたツアー形式での運行である。
この水陸両用バスはいすゞの8tトラックを元に、米国の水陸両用車メーカーCAMI社が改造を行い、車体購入や改造等に要した費用は1億円。全長は約12mで最大搭載人員39人。車高が高く、運転手の目線位置で高さ3mになる。使用済み天ぷら油を燃料に使用し、陸上を100km/h、水上を4.5ノットで移動できる。