練習機(れんしゅうき)とは、主に軍用機搭乗員の育成を目的とした訓練用航空機のこと。
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空軍や海軍では、パイロット候補生のレベルに合わせ、段階を追った飛行訓練が出来るように、初等練習機・中等練習機・高等練習機といくつかの異なる練習機を用意する。一般に高等練習機ほど機体コスト、運用コストがかさむ為、順を追って高度な練習機を使うことになるが、一方あまり練習機を多種にするのも煩雑で、かえってコスト高になる事もあり得るためそのバランスは難しい。
ジェット戦闘機パイロット養成などの場合には、一般に初等練習機はレシプロプロペラ機であり、これで飛行の基礎を取得する。この課程は民間機とも共通するため、民間のパイロットスクール等に委託する場合も多い。以前には、初等練習の段階からジェット機(セスナT-37等)を使用する事も行われたが現在ではコスト高と墜落リスクの増加のため現在はあまり行われていない。初等練習機は指導のしやすいサイドバイサイドの座席配置が用いられることも多い。中等以上の練習機は通常タンデム複座である。 最近の傾向としては、ジェット機に特性を似せた高速ターボプロップ機(エンブラエルツカノ等)でジェット初等までの練習機を代替することが流行している。これはかなり有効な訓練経費削減となる。
中等練習機において、ジェット機の特性に慣れ、高等練習機において、空戦訓練などを行う。実戦機にかなり近い性能の超音速練習機(T-38,T-2,韓国T-50)等を用いるか、練習機はその1歩手前(T-4,アルファジェット、ホーク等)までにとどめ、実戦機の複座型での訓練を長くすることのコスト比較も微妙な問題である。実際超音速機を用いた訓練で超音速飛行を行うことはほとんど無い。
例えば航空自衛隊の戦闘機パイロットの場合は、初等練習機にT-7、中等練習機にT-4を経て、高等訓練にF-15DJ・F-2Bを使用している。従来のT-2前期課程がおおむねT-4に、後期課程はF-15DJ・F-2Bといった実戦機の複座型に振り替えられている。 大型機パイロットではT-7からT-400へ移行し、大型機の副操縦士として経験をつむ。
また、航法や通信、偵察など、操縦以外の技能についても実地の訓練が必要であり、これらを訓練するための練習機を機上作業練習機という。現在のアメリカ軍でいえばT-43、自衛隊でいえば海上自衛隊のYS-11T-Aがこれにあたる。
(詳細は練習機の一覧を参照のこと)
米イスラエル共同開発
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