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茨城県(いばらきけん、英語表記:Ibaraki prefecture)は、関東地方の北東に位置し、太平洋に面する県である。令制国の常陸国が大部分を占めるが、一部に下総国の地域がある。
県庁所在地は水戸市。
目次 |
県名は廃藩置県後、間もなくに行われた県の統合の際に、茨城郡の水戸に県庁の置かれたためその郡名が採用された。
茨城という名は、一説に、賊を討つために茨の城(柵)を築いたことに由来する。読みについては、カ行音が濁音化する茨城弁(東関東方言に属する)の特徴もあり、「いばらぎ」と認識される場合も多いが、日本語共通語としての正式な読み方は「いばらき」で、大阪府茨木(いばらき)市と同じである。
近年では、正しい読み方を啓蒙する宣伝、活動が多く見られるようになった。
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(明治維新以前の茨城県については、常陸国 のページを参照する事)
常陸国風土記では「常世の国」と謳われたように、日本屈指の農業地帯として有名である。
※長年有名の霞ヶ浦の鯉は、コイヘルペスウイルス騒動で壊滅状態。現在、再養殖が可能か試験中である。
ほか、日立市、つくば市、土浦市、ひたちなか市、かすみがうら市、石岡市、鹿嶋市やその周辺に、大手製造業の研究拠点が多く存在する。
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※ 日立製作所は日立市が発祥地であるが、本社は東京都にあり、県内に本社はない。東日本銀行(水戸市発祥)や、県内に多数の店舗を持つココスジャパン(1号店は土浦市)も同様。
→茨城県知事一覧参照。
茨城県では、国政選挙・県政選挙ともに投票率が非常に低い傾向があり、参議院議員通常選挙をとってみると、第16回参院選(36.62%)・第17回参院選(36.94%)・第18回参院選(50.99%)・第19回参院選(50.18%)・第20回参院選(50.07%)と、選挙区の投票率が3回連続全国最低やワースト2位となっているほか、知事選挙をとってみても1997年9月14日が31.87%、2001年9月16日が29.93%と超低投票率、衆議院議員総選挙でも年々下がり続け50%台で推移、県議選も2002年は40%台まで落ち込んだ。これを受けて茨城県選挙管理委員会は、投票率アップの作戦を県民から一般公募し、銀行やコンビニのATMに投票を呼びかける案などを実行したりしているが、まったく効果が表れていない。投票率が低調な理由として、参院選は改選数2に自民・民主の二大政党がそれぞれ候補を1人しか立てなかったり、県知事選では毎回、現職に共産推薦候補が挑む構図であるなど、どの候補が勝つか目に見えていたり、県民の政治への関心が非常に低いことがあると見られる。選挙区の投票率を予想して応募し、ぴったり当てると特産のメロンや常陸牛がもらえたり、県内の中学生からメッセージを募集し、ラジオCMで流したりするキャンペーンを行った第21回参院選では、全国ワースト2位となった。
県下には、県庁所在地の水戸市を始め、32市7郡10町2村がある(町は「ちょう」ではなくすべて「まち」と読む)。それらは、茨城県庁によって以下の5つの地域に区分されている。以下、地域内人口と、都市圏等を記載する(地域内人口は2005年国勢調査の値、都市圏の人口は2000年国勢調査に基づく都市雇用圏の値)。
茨城県は、全国47都道府県の内11番目に人口の多い県である。総面積は全国24番目であるが、可住地面積では全国第4位である。これらの統計で見ると、特定の都市に一極集中せず、全体に広く人口が分布しているとも言えるが、地域圏でみると、県民約300万人の内1/3が東京圏(列びにつくば都市圏)に含まれ、残りの200万人がそれぞれの地域で商工業を基盤とした地域圏を形成している。
人口465,583人。
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人口655,286人。
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人口278,906人。
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人口986,146人。
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人口589,102人。
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北部(1875年5月6日までの茨城県)と南部(旧新治県)では、地域色が異なっており、北部と南部の人口・経済・都市化の格差を「南北問題」と呼ぶ事もある。旧新治県でも、国道51号沿線と国道6号沿線とでは、経済的基盤も異なっている。
地域格差を解消するための施策として、県では、2006年から2010年度までの5ヶ年計画で、鹿行・県南・県西の各地域を「南部広域連携圏」とし、県北山間・県北臨海・県央の各地域を「北部広域連携圏」に分けた展開の方向性を示している。「南部圏」は、首都圏との更なる連携を強める交通インフラに重点を置いた地域造りを、「北部圏」は、北関東における物流拠点や先端産業拠点と、首都圏に依存しない広域交通基盤の整備を目指している。
又、県庁内に、県北地域の振興を専門に行なう県北振興室が新設され、県北地域振興を担う(財)グリーンふるさと振興機構とともに、「いばらき さとやま生活」と名付けた主に団塊世代をターゲットにした移住・二地域居住など、県北地域でのゆったりと豊かなライフスタイルを発信、推進している。
今後は、東京に近く人口も増えている南西部の発展が続くと予想されている。逆に北部は過疎地域が増加する傾向にあるため、衰退の可能性も妊んでいる。
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その他はテレビ、ラジオとも関東広域圏、或いは東京都を含む近県をエリアとする放送局を受信する。
民放テレビ5大キー局・ネットワーク(NNN・JNN・FNN・ANN・TXN)、NHK東京テレビ2波は、東京タワーからの広域放送の電波の他、県内に中継局が存在する。
他に放送大学テレビ、チバテレビ、テレ玉、群馬テレビ、とちぎテレビは電波が届く南部~西部において、アンテナを設置している家も見られる。TOKYO MXは、茨城県内のデジタル放送局とアナログ14ch・デジタル20ch共に被っているため、最近では南西部の一部地区(放送エリアの取手市・守谷市・つくばみらい市・利根町や、NHK水戸放送局のエリア外)を除き受信困難な地域が増えて来ている(ただしケーブルテレビを介して受信することは可能)。
またチバテレビ(アナログ46ch)は、アナログNHK教育水戸中継局とチャンネルが被り、テレ玉(アナログ38ch)はアナログフジテレビ水戸中継局チャンネルが重なるため、県央・県北では視聴困難に近い(県域民放テレビ局の開局を見越してそうしたのかもしれないが、真偽は不明。ただし水戸中継局は垂直偏波なので受信できる場合もある。チバテレビについては、デジタル放送であれば視聴できる場合もある)。それが原因で、県央以北の地域はすべてのUHF局が視聴困難ないし視聴できない状態となっており、茨城県にも民放テレビ局を開局してほしいと願う住民も多い。
県央・県北だけではなく、県南地区でもtvk(アナログ42ch)はNHK教育石岡中継局・日本テレビ水戸中継局と重なるため、これまた視聴が困難である。
民放FMに関しては、bayfmが最も広くカバー(水戸以南)しており、県北を除き複数の近県民放FM局が受信できる地域が少なくない。又、NACK5(主に南西部)やRADIO BERRY(主に旧真壁郡)、ふくしまFM(旧多賀郡)も県内のリスナーが多い。それに加え国際放送のNHKワールド・ラジオ日本の送信所が県内にある。
茨城県は、平成新局以降全都府県で「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」が存在しない県であり、特に県北は「電波過疎地域」や「UHF局無縁ゾーン」との異名も存在する(その理由は前述を参照)。そのため、テレビ・ラジオメディアに関しては最も出遅れている県といえる。
かつては民放テレビ局、民放FM局が開局するとの情報があったが、テレビ放送を計画していた茨城放送はテレビ放送を断念。民放FM局は「スポンサーが付かない」「現在の放送局で充分」「大阪の番組はいらない」との声も多く、実現に至らなかった。電波過疎地域を北関東で二分していた事もある栃木県は、「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」とも開局した。茨城県には県域デジタル放送の開局となっているが、それでも県域民放テレビ局が開局しているとはいえないため、テレビメディア関連が他の地域より出遅れている印象を覆す事はできなかった(そのことがあったため、民放テレビ局を求める若年層がこの地域から離れていき、県北の過疎化をより加速させる原因の一つになったといえる)。
又、1997年にはパーフェクTV!でつくばテレビ(所在地:東京)が運営した「ほっと茨城テレビ(HIT)」が開局し、茨城県の地域情報を提供することを目指したが、前述のスポンサーが充分に集まらなかった事と、加入者も思うように伸びなかった事などが原因となり、僅一年で廃止した。その後、つくばテレビは、グラビアアイドルなどセクシー女優専門チャンネル(現在のエンタ!371)に業態を変更した。
現在は、茨城県の広報番組である「おはよう茨城」がキー局のフジテレビで放送されている。そのため、茨城県域の情報が他の関東1都5県でも見ることが出来る状況にある(他県ではこのような広報番組は県域民放テレビ局で行うのが普通である。その点でも茨城県のメディア関連が他県よりも劣っている原因になっているようだ)。
2004年にNHK水戸放送局が地上波デジタル放送を開始するも、チューナーが高価な点から普及度はそれほど進んでいない(但し、CATV再送信が行われている地域がある)。将来的にデジタル放送への完全移行後、民放テレビ局・民放FM局を開局する計画が浮上する可能性は十分あるものの、そのメドは今のところ立っていないといえる(FM放送もデジタル完全移行まで一部の周波数が使えないため開局は不可能に近い)。その代わり、地上波デジタル放送を視聴していない世帯では、ゆうどきネットワーク・首都圏ネットワークや首都圏ニュース845、こんにちはいっと6けんなどの番組でローカルニュースやローカル情報を得る機会を作っている。
かつては、新いばらき新聞(水戸)なども存在した。
他には、全国紙5紙、ブロック紙1紙(東京新聞)のエリア。全国紙は、夕刊も配達するエリアである(夕刊を発行しない産経新聞を除く)。東京新聞は朝配達の統合版となる。
尚、茨城県内(古河市及び五霞町内)に東北新幹線(JR東日本)が通るが、現在の所は駅はない。一部では、東北新幹線の新駅設置運動もされている。
更に、関東地方では、大手私鉄の走っていない県でもある(東武日光線に新古河駅が存在するが、駅は古河市の隣にある埼玉県北川辺町に設置されている)。つくばエクスプレス線開業までは、パスネット加盟社局も存在しなかった。
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(→茨城県の県道一覧)
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年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
| 画像:Demography08000.svg | |
| 茨城県と全国の年齢別人口分布図(比較) | 茨城県の年齢・男女別人口分布図 |
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■紫色は茨城県
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |
| 北海道地方: | 北海道 |
|---|---|
| 東北地方: | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 | 秋田県 | 山形県 | 福島県 |
| 関東地方: | 茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 |
| 中部地方: | 新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | 山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 | 愛知県 |
| 近畿地方: | 三重県 | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 |
| 中国地方: | 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 |
| 四国地方: | 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 |
| 九州地方: | 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 |
| 沖縄地方: | 沖縄県 |
| 市部: | 水戸市 | 日立市 | 土浦市 | 古河市 | 石岡市 | 結城市 | 龍ケ崎市 | 下妻市 | 常総市 | 常陸太田市 | 高萩市 | 北茨城市 | 笠間市 | 取手市 | 牛久市 | つくば市 | ひたちなか市 | 鹿嶋市 | 潮来市 | 守谷市 | 常陸大宮市 | 那珂市 | 筑西市 | 坂東市 | 稲敷市 | かすみがうら市 | 桜川市 | 神栖市 | 行方市 | 鉾田市 | つくばみらい市 | 小美玉市 |
|---|---|
| 東茨城郡: | 茨城町 | 大洗町 | 城里町 |
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| 久慈郡: | 大子町 |
| 稲敷郡: | 美浦村 | 阿見町 | 河内町 |
| 結城郡: | 八千代町 |
| 猿島郡: | 五霞町 | 境町 |
| 北相馬郡: | 利根町 |