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この項目または節は主として日本国内のものを扱った記述になっており、世界的な観点からの説明がされていません。この項目を日本中心にならないように加筆、訂正 するか、この項目のノートでこの問題について議論をしてください。 |
貨物自動車(かもつじどうしゃ)は、もっぱら貨物を運搬する構造の自動車をいう。自動貨車とも言い、一般には「トラック(truck)」「商用車」と呼ばれる。
当初、荷物を運ぶ目的の他、軍隊において歩兵などの移動手段として普及した。日本にあっては、はじめて自動貨車を運用したのは陸軍の輜重兵だったとも言われている。今でも軍隊における不可欠の装備となっている。
日本における分類
登録による分類
なお、後述の自衛隊用車両にも一般(民生)用の車両も存在するが、一般のナンバープレートとは異なる専用のものがついている。
積載量などによる分類
- 運転免許による区分
- 大型車(大型自動車)=車両総重量11,000Kg以上または最大積載量6,500Kg以上(または乗車定員が30人以上)。大型免許が必要。かつては速度超過による事故等が多発したことから、屋根に緑色の3連スピード灯(20Km/h・40Km/h・60Km/hで点灯)、室内にベッド、助手席側ドアに半分近く固定されたガラス窓などの装備が義務付けられたが、現在は廃止されている(ただしベッド付き車は長距離用に今も生産されている)。代わりに、最高速度90Km/hの速度抑制装置(リミッタ)が義務付けられた(輸入車には標準ではなし)。
- 中型車(中型自動車)=車両総重量5,000Kg以上11,000Kg未満、かつ最大積載量3,000Kg以上6,500Kg未満(または乗車定員が11人以上29人以下)。運転には大型免許または中型免許のいずれかの免許が必要。
- 普通車(普通自動車)=車両総重量5,000kg未満、かつ最大積載量3,000kg未満(または乗車定員が10人以下)。普通免許で運転できる。
- 高速道路通行料金での区分(カッコ内は高速道路会社の区分番号)
- 特大車(3)普通貨物自動車のうち4車軸以上のものなど
- 大型車(2)普通貨物自動車(車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上で3車軸以下のものなど、1ナンバーで、ナンバープレート大板=大型番号標(縦220mm×横440mm))10トン車など
- 中型車(4)普通貨物自動車(車両総重量8トン未満かつ最大積載量5トン未満で3車軸以下のものなど、1ナンバーで、ナンバープレート中板=中型番号標(縦165mm×横330mm))3~4トン車など
- 普通車(1)小型自動車4ナンバー、1~2トン車など
- 軽自動車等(4)軽トラック ナンバーは40~42、48*
- 車両登録上の区分
※冷凍車やタンクローリーなどの特殊構造の場合、8ナンバーになるものもある。
- 普通自動車(普通トラック)小型でないもの、1ナンバー
- 小型自動車(小型トラック)全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0mまでの自動車。4ナンバー
装備による分類
▲は特種用途自動車(いわゆる8ナンバー)に当たるもの。
- 平ボデー車:荷台に側方のあおりがあるだけの車で、無蓋で開放状態となっている、カーゴ車とも呼ぶ。あおりは、後方および側方が開くものがあり、後方だけが開くものが「一方開」側方も開くものが「三方開」側方が前後に分かれて開くものが「五方開」と呼ばれる。あおりは鉄製のものもあるが、最近軽量化のため、アルミ製のものが多い。
平ボデー車の一例
(
航空自衛隊の2トン半トラック)
- 冷凍車▲ :冷凍された物品を輸送するため、冷凍機を搭載し断熱構造の荷台を持つものである。
- 冷蔵車▲ :冷蔵の必要な物品を輸送するため、冷蔵設備を搭載し断熱構造の荷台を持つものである。
- 保冷車 :冷蔵の必要な物品を輸送するため、断熱構造の荷台を持つものである。
- 通風車 :温度上昇に弱い物品を輸送するため、通風構造の荷台を持つものである。
- 有蓋車 :水濡れや荷痛み防止のための密閉構造の荷台を持つものである。アルミ製の「箱」形状のものを持つことから「ハコ」と呼称されることもある。後面が開閉したり、側面が開閉したりして荷物の積み下ろしを行う。側面が開閉するものは、羽根のように開放されるものがあり、特に「ウイング車」と呼ばれる。
- 幌付き車 :水濡れや荷痛み防止のための布製覆い付きの荷台を持つものである。
- ユニック車 :荷扱いのための小型クレーンを持つものであり、開放型の荷台のものが多い。なお、ユニックは古河ユニック株式会社の商品名であるが、一般名称として浸透している。これに対して、例えばタダノでは「カーゴクレーン」と呼び、加藤製作所では「積載型クレーン」と呼ばれる。クレーンとしては積載型トラッククレーンとなる。
- 車載車 :小型の自動車を積載するため、荷台がせりあがり乗せる車が自走して積み下ろし出来るようになっている。事故車や動かない車を載せることが出来るように、ウインチがついていることが多い(このタイプは主に自動車整備業者や自動車ディーラーが持っている)。多段式になり複数の車を載せることが出来るものもある(これは主に、新車や中古車のディーラへの輸送用に、専門輸送会社が持っている)。規制緩和により、高さ4.1mまで積載できる場合があるので、ワンボックス車などを2段に載せて走ることが可能な車載車もある。通称で呼ばれることが多く、「セーフティーローダー」あるいは単に「ローダー」とよばれることがある。多段式の大型のものは「キャリアカー」とも呼ばれる。
- タンクローリー▲ :液体・気体を輸送するためのタンクを備え付けたものである。
- ポッパー車▲ :粉流体を輸送するためのタンクを備え付けたものである。
- ダンプカー(ダンプトラック) :土砂・砕石を荷降ろしするための傾斜機構付き荷台のものである。
- コンテナ車 :コンテナ輸送用の専用固定金具を装備したものである。
- トラックミキサ▲ :生コンクリートを撹拌しながら運ぶ。別名「アジテータートラック」「トラックアジテーター」など。一般にミキサー車と呼ばれる。
- トレーラ :原動機を持たず、専ら牽引されるための車。牽引されるための装置を持ち、牽引するための装置を持つ自動車(トラクタという)に接続して走行する。追加の荷台として使用する小さなものから戦車が運搬できる大きなものまでさまざまな大きさがある。
- セミトレーラ(トレーラの重量の一部をトラクタが支える。普通は専用のトラクタ(トレーラヘッド)で牽引する)
- フルトレーラ(トレーラー自身で自重を支える。トラクタは通常の自動車)
- ポールトレーラ(トレーラとトラクタを跨ぐように貨物(主として長尺物)を積載する。トラクタは通常の自動車)
- 数としては圧倒的にセミトレーラが多い。
陸上自衛隊用車両
なお、これらの他にも、民生用のトラックをOD色(オリーブドラブ)に塗装して使用している。 また73式小型トラックはトラックとされているものの、民間ではトラックとは呼べない車種がベースになっている。(ベース車は以前は三菱・ジープ、後に三菱・パジェロが採用されている)
関連項目
外部リンク