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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2007年11月19日 (月) 12:25。)
Disambiguation この項目では女性3人組アイドルユニットについて記述しています。その他の用例についてはパフュームをご覧ください。
Perfume
基本情報
出身地 日本 広島県
ジャンル テクノポップ
活動期間 2001年 -
レーベル 徳間ジャパン
事務所 アミューズ
共同作業者 中田ヤスタカ
公式サイト Perfume Official Site
メンバー
大本彩乃(のっち)
樫野有香(かしゆか)
西脇綾香(あ~ちゃん)

Perfume(パフューム)は、広島県出身の女性3人組テクノポップアイドルユニット。アミューズ所属、レコードレーベルは徳間ジャパンコミュニケーションズ

目次

メンバー

※カッコ内は愛称

愛称は普段の自称で、PV などでも使われており半ば公式の名前となっている。

Perfume にリーダーはおらず、センターポジションも固定されていない(1曲の間にも3人の立ち位置が変わる)。トークなどの場合は西脇がセンターに立つことが多い。

特徴

  • サウンドプロデューサー中田ヤスタカが作り出す高品質のテクノポップサウンドと、3人のキュートな歌声。
    中田は彼女たちがアイドルであろうとなかろうと、手を抜かずいつも通りきちんと曲作りをする、と表明している。
  • 「ロボットダンス」と評される機械的な動きを付けたダンス。
    アクターズスクール広島仕込みのダンステクニックを持ち、ダンスのうまい人でも容易には真似できないほどのクオリティを維持している。振り付けの完成度も高い。複雑なダンスをいかに簡単そうに見せるかに努力しているという。
  • プラスチックな曲の質感とは正反対の、広島弁丸出しの奔放で面白いトーク。
    東京での活動歴が長くなった今でも広島弁を話すことが多い。内容も事務所の規制や抑圧を全く感じさせない自由なものである(客への説教、自虐ネタなど)。
  • アイドルとしてだけでなく、アーティスティックな面でも評価が高い。
    • RHYMESTER の宇多丸は Perfume について「アイドル界最後の希望」「Perfumeがダメならアイドルはもう終わり」と語っている[1]
    • 木村カエラは、
      「PVもすっごいかわいいし、曲もすっごくよくて。なんか懐かしい感じというか、今の時代にない感じで面白い」
      「この子たちがいつか大きく羽ばたいてくれないかということを私は誰よりも今一番願ってます」
      「いつかタモステ(=ミュージックステーション)で共演できることを祈ってます」と述べており[2]、2007年8月22日には自身が MC をつとめるラジオ番組『OH! MY RADIO』で共演した。
    • 宇多丸・木村以外にも様々な有名人が Perfume のファンを公言している。

来歴

広島時代

メンバーはいずれもテレビ新広島 (TSS) の運営するアクターズスクール広島の1期生で、在籍中の1999年にスクール内ユニットとして自分たちで結成した。名前の由来は、

「香りは人の気持ちを和ませたり、楽しい気持ちにさせたりできるので、私たちもそういう存在になりたいという気持ちを込めて(英語で香水を意味する)Perfume というグループ名にした」

としている。ただし、大本加入以前に最初期のメンバーが1人存在し、最初期のメンバー3人とも名前に「香」という字が入っていることから、それに由来するとの説もある。なお、当初の名前表記は、売れる歌手グループは名前の画数が13画であるという当時の都市伝説にあやかり、画数を無理矢理13画にするため、ひらがな表記の「ぱふゅ~む」としていた。

在籍中にアクターズスクール広島 もみじレーベルより2002年にインディーズデビューし、広島限定のローカルアイドルとして活動していた。当時の楽曲はパッパラー河合が制作しており、その内容は典型的なアイドル歌謡ダンスミュージックであった。

インディーズ時代

2003年春、中学卒業と同時に上京。アクターズスクール広島と業務提携している芸能事務所アミューズに所属し、傘下の新人女性タレントの育成プロジェクト BEE-HIVE の一員として活動する。これ以降はユニット名の表記を「ぱふゅ~む」から現在の「Perfume」に変え、サウンドプロデューサーに capsule中田ヤスタカを起用、広島時代とは全く違うテクノポップが主な楽曲になった。作詞は木の子もしくは中田ヤスタカが担当。

2003年8月には BEE-HIVE レコードより『スウィートドーナッツ』をリリースした。これ以降、アイドルの登竜門として知られるサンストリート亀戸「サンピット」でのライブをしばしば開催しており、以後2004年春頃まで出演していた。 また2004年夏頃からは、この頃からメディアでの注目を集めだした秋葉原において活動をしている。ストリートライブを行ったり、イベント「うち水っ子大集合! in AKIBA 2005」に出演したりしていた[3]

シングル『ビタミンドロップ』ではアイドルを自嘲したと取れる歌詞が一部で話題になった。

この頃から、異なるジャンルのバンドとの合同ライブやイベントに参加するなど様々な試みをしている。

  • 『Cutie Pop Union '04 ~Summer~』に出演。通常のライブの他、テルミンやシンセドラム、ボコーダーなどを使った楽器演奏によるライブに挑戦した。
  • J-POP 系クラブイベントが集合するクラブイベント『J-POP Union vol.2』に出演。大本が DJ として登場し、楽曲『ジューシーフレグランス』をプレイした。
  • 新宿LOFT『RHYTHM OF FEAR』に出演。本格的なヒップホップダンスを踊り、観客を驚かせた。

メジャーデビュー後

2005年9月、『リニアモーターガール』でメジャーデビュー。

2006年頃から2007年にかけて、様々な出来事があって多方面から認知度が上がった。[4]

  • 2006年頃から動画共有サイト YouTube などでファンによって Perfume の動画が掲載され、大量に視聴された。また、2007年7月ごろ、ニコニコ動画などにアイドル育成ゲーム「THE IDOLM@STER」の画面と Perfume の楽曲を組み合わせた動画が掲載されて人気を集め、ファンが急増したと言われている。[5]その結果、7月11日にはアルバムが発売後5ヶ月にして Amazon.co.jp の売り上げランキング1位を記録した。
  • 2007年3月ごろ、木村カエラが街で偶然 Perfume の PV を見かけ、これに注目。それ以降、自身が MC をつとめるラジオ番組で4週にわたり Perfume の楽曲をヘビーローテーションした。
  • 2007年7月からNHK公共広告機構の CM に、Perfume とその楽曲『ポリリズム』が起用された。これについては、木村カエラのラジオ番組を聴いた CM ディレクターが「世代的に新しいのに、懐かしいテクノボイスが印象に残った」と感銘を受けたため起用を決めたと報じられた[6]
  • 2007年8月には、日本の代表的ロックフェスティバルの一つ、サマーソニックの大阪会場DANCE STAGEにオープニングアクトとして登場。アイドルとしては初めてのことで、話題を呼んだ。

2006年12月20日にはネット配信限定で『Twinkle Snow Powdery Snow』をリリース。mora win で5日間連続売り上げ1位を記録した。

2007年7月5日、初の完全ワンマンライブ『Perfume ひこぼし☆募集中』を開催。チケットは即座に完売し、急遽追加公演を決めた。9月12日にはシングル『ポリリズム』を発売。オリコン週間チャートで7位を記録した。これは前作の31位に比べて大幅な上昇である。10月31日から11月8日までは名古屋・大阪・広島・東京を回る初のワンマンライブツアーを開催した。

その他

  • アイドルファンはもちろん、クラブ系テクノを好む層からも評価を得ている[7]
  • 「かしゆかです」「のっちです」「あーちゃんです」「三人合わせて Perfume です!」というお決まりの挨拶がある。(3人の順番は立ち位置によって入れ替わるが、かしゆかの順番が変わることは滅多にない。)

ディスコグラフィー

シングル

インディーズ(広島時代)

ぱふゅ~む名義 - 広島限定発売(通信販売あり)

  • OMAJINAI☆ペロリ(2002年3月21日)
  • 彼氏募集中(2002年11月1日)

インディーズ

Perfume名義

  • スウィートドーナッツ(2003年8月6日)
    1. スウィートドーナッツ
    2. シークレット・メッセージ
    3. ジェニーはご機嫌ななめ(ジューシィ・フルーツの同名曲のカバー)
    • 初回限定盤(BEHV-0002)はDVD付き、通常盤(BEHV-0006)
  • モノクロームエフェクト(2004年3月17日)
    1. モノクロームエフェクト
    2. エレベーター
    3. おいしいレシピ - テレビ東京「なぜ?謎!ごはん」エンディングテーマ
  • ビタミンドロップ(2004年9月8日)
    1. ビタミンドロップ
    2. 引力

メジャー

  1. リニアモーターガール(2005年9月21日)
  2. コンピューターシティ(2006年1月11日)
  3. エレクトロ・ワールド(2006年6月28日)
    ここまでの三枚の作品には初回のみオリジナルトレーディングカードが付属していた。
  4. ファン・サーヴィス[sweet](2007年2月14日)
  5. ポリリズム(2007年9月12日)
  6. 未定(2008年1月16日)

『リニアモーターガール』『コンピューターシティ』『エレクトロ・ワールド』の3曲には、似たイメージの歌詞が付けられ、「3部作」「近未来テクノ3部作」と呼ばれている[8]

アルバム

  • Perfume~Complete Best~ [CD+DVD] (初回限定盤 (TKCA-73086) 2006年8月2日)(通常盤(TKCA-73167) 2007年2月14日)

DVD

  • アキハバラブ(桃井はるこプロデュース)
  • ファンサーヴィス:bitter(2007年3月14日)

参加作品

  • ぱふゅーむ×DJ momo-i『AKIHABALOVE』(2005年8月29日)CD+DVD
  • BEE‐HIVE「BEE‐HIVE」(2003年5月3日) - 「おいしいレシピ」収録、BEE-HIVE「Time to go」にワンコーラス参加

メディア出演

ラジオ

現在放送中のラジオ番組

  • Perfumeのマジカル☆シティ(スカイパーフェクTV スターデジオ、毎週水曜 23:00 - 23:30[再OA:毎週水曜、18:00 - 18:30])
  • Perfumeのパンパカパーティー(CBCラジオ ハイパーナイト内、毎週月曜 24:00 - 24:50)

過去のラジオ番組

  • Perfumeのドッキドキオンエア(中国放送、毎週金曜 24:30 - 25:00、2004年8月 - 2006年3月)

テレビ

  • パッパッパッパッパッパッPerfume(スカイパーフェクTV エンタ!371、2006年7月 - 2007年3月)

CM

  • 公共広告機構・NHK共同キャンペーンCM「リサイクルマークがECOマーク。」(2007年7月 - ) - 環境保護をPRするCM

書籍・雑誌

  • QuickJapan 74号(2007年10月12日発売)
    「Perfume『アイドル』の意味を回復する3人」

脚注

  1. ^ TBSラジオ『RHYMESTER 宇多丸・独演会』「世界一受けさせたい授業 アイドル編」2007年1月27日。
  2. ^ J-WAVE『OH! MY RADIO』2007年3月28日。
  3. ^ アキバblog (2005-08-08). “「アキハバラブ」店頭ライブに400人以上?カウント不能でしたアキバblog. 2007年11月12日閲覧.
  4. ^ Oricon (2007-09-12). “テクノポップユニット、Perfumeがブレイク間近?ORICON STYLE. 2007年10月3日閲覧.
  5. ^ livedoorニュース (2007-07-11). “Perfume、「アイドルマスター」効果で人気急上昇” 2007年10月3日閲覧.
  6. ^ 報知新聞記事
  7. ^ Yahoo!ミュージック (2007-09-10). “アキバ系もサブカル系も一般ピープルも彼女たちのトリコ!? うわさのPerfume、ミュージックビデオの別バージョン&オフショットを公開!” 2007年10月3日閲覧.
  8. ^ 『QuickJapan』74号、p.49。

参考文献

  • 『QuickJapan』74号、太田出版、2007年10月。ISBN 9784778310936
  • 読売新聞夕刊「POPSTYLE」2007年10月24日。

関連項目

外部リンク

ウィキペディアでの『Perfume』の改訂履歴
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