TVR・Speed Six(スピードシックス)とは、イギリスのTVRが開発した直列6気筒エンジンのこと。
サガリスに搭載されているSpeed Six
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このエンジンのプロトタイプ(AJP6)は、エンジニアのAl Melling氏が、3.6/4.0Lユニットとして設計した。このエンジンの主な特徴は、合金製のブロックとヘッド、ドライサンプシステム、フューエルインジェクションなどである。これにより軽量かつ高出力なエンジンに仕上がっている。
サーブラウのエンジンとして採用された、初めてのスピードシックスである4.0Lバージョンは350馬力を発生したが、その後タスカンSやサガリスに採用されたエンジンの出力は405馬力にも達した。
スピードシックスは3.6Lと4.0Lの2種類が生産されている。この2つは同じピストンを使用しているが、ストローク長が4.0Lのほうが長くなっている。エンジンのヘッドには24バルブツインカムが備えられ、各シリンダーにはスロットルバルブとインジェクター、それぞれ同じ長さのエキゾーストマニホールドがある。また、エンジンを30度に傾けることでドライサンプシステムをシャーシより低く取り付けることが可能となった。
しかし、耐久性の面で一部のユーザーから不満がある。その理由の1つとして、TVRの部品供給元が不完全なパーツを供給していることが挙げられる。また、エンジンを十分に温めずに作動させるととても敏感になると言われている。さらに、新しく所有したオーナーだとドライサンプシステムの影響でタンク内のオイルの容量が分からなくなるが、十分なオイルがない状態でエンジンを動かすとエンジンにダメージを与えてしまうためである。
このエンジンの派生型として「Speed Twelve」がある。